2017年 10月 14日

秋雨

10月初めの連休を過ぎてから、半袖で過ごせるぐらいの暑い日が続いていたりしていたが、
週の終わり頃に雨が降ると急に涼しくなった。

どうやらこのまま週末は雨になるらしい。
9月が終わると釣りができる河川は限られている。
肌寒い中で雨の中釣りをするのは億劫に思えたが、釣りができる川があり、
さらに行くのにそんなに時間が掛からないのであれば、行かないという選択肢はなかった。

朝一で入った期待のポイントは不発。雨は降ったが、思いのほかこの場所の水位が上がっていないようで魚が動いていないのか。
それであれば、と別の場所へ行ってみることにした。

水は多少濁りが入っているものの、釣りができないほどではない。むしろ状況としては良い筈だ。
川幅の狭い川をアップストリームでミノーを通していくが、魚のチェイスは見られない。
この川も魚が動いていないのか、そう思いながら、ちょっとした淵がある場所に差しかかった。

何度か淵にミノーを撃ち込んでみたが、魚は出てこない。
しかし、淵から続くヒラキにミノーを通すと、不意に紅い魚が現れた。
まるで先々週、山梨の川で見た光景の再来のようだ。
魚はミノーを追っては来ない。薄い濁りの中なので見にくいが、流れの中に紅い魚体が動いているのが分かる。
ミノーが目の前を通過するとわずかに反応した気がした。
ウェイトを若干重めにチューニングした自作のヘビーシンキングミノーを魚が定位している場所に何度も通してひたすら粘る。

何投したか分からない頃、連続した速いトゥイッチを入れていたラインの先で魚が翻った。


d0000101_22455927.jpg

d0000101_22461020.jpg

厳つい表情、紅く染まった体色、どれをとっても素晴らしいヤマメだ・・・


d0000101_22462001.jpg

体側にはパーマークも確認できる。体長は35センチながらも迫力はそれ以上のものがある。


d0000101_22462982.jpg

秋雨の中の出会いに感謝してリリース。無事に元の淵へと帰っていった。


d0000101_22464195.jpg

雨で水が増えているようだが、いつもは水量はそこまで多くはなさそうな川。

この時期に川で釣りができること自体、有り難いことだ。
けれど、こんな出会いが待っているとは思いもよらない結果だ。

さらに釣り上がって行ったけれど、不思議とさっきの秋ヤマメが居た場所の他にはチェイスすら見られなかった。
遡行できるところまで行き、この小渓を辞した。



Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC510ULX
Reel:カーディナル3BP
Line:スーパートラウトアドバンストゥイッチマスター5lbs
Lure:YM-1 50HS ver.2



# by pioneerfield | 2017-10-14 23:33 | travel sketch | Trackback | Comments(10)
2017年 10月 08日

AAM 2017

10月6日〜8日の三日間で仙台と荒雄アングラーズミーティング2017に行ってきました。


d0000101_18565366.jpg

AAMは去年初めて行ってみましたが、のんびりとした雰囲気で出展者の方と話ができるのが良いですね。
今年は昨年顔見知りになった方や、FBで知り合いになった方、ブログを見てくださっている方などと色々なお話ができました。
毎年参加していると知り合いも増えていきそうなので、来年も楽しみですね〜


d0000101_18570356.jpg

ハンドメイドルアーもいくつか購入しました。
どれもクオリティが高くて、ビルダーの方々の製作に対する情熱を目の当りにするととても刺激になります。
どのブースでも熱い会話が交わされていて、禁漁期間に入ったばかりなのに皆さんトラウト熱が凄いです(笑)

仙台の方は例によって美味い食べ物と宮城県産の日本酒を堪能し、あっという間の3日間でした。

さて、次のハンドメイドイベントは12月のハンドクラフト展ですね。
こっちも楽しみ!



# by pioneerfield | 2017-10-08 23:56 | travel sketch | Trackback | Comments(6)
2017年 09月 30日

甲斐の国、終章。

9月の最終週。29日に休みを取って最終日と二日間の釣り。
どこへ行こうかと色々考えたけれど、やはり最後は今年通った山梨の川へ。

前日に雨が降って、水位が少し上がったようだった。
目的の川に到着したのは夜明け前。
早々に準備をし、平瀬を遡行する。20センチちょっとのアマゴがさっそくヒットしてきたが、本命はこの先の区間だ。
しかしその区間に行き着く前に、上流に放ったミノーにこれまで見たことがない魚が追尾してきた。

サイズは一見して40センチを超えている。体色は紅い婚姻色に染まっていて、頭が黒色。
間違いなくアマゴだ。ミノーを追うのみで咥えることはなかった。
魚が反転して戻った先にすかさず自作ミノーをキャストし、ピッチの遅いトゥイッチを入れる。
魚はゆっくりと追いつつも、ミノーと一定の距離を保っている。
一瞬、ミノーに触れたような感覚があったが、鈎には掛からず、その後はミノーを追うことはなかった。

この区間は下にダムなどは無いから、まさかこれほどのアマゴが居るとは思いもよらなかった。
しばし呆然としていたが、この先の区間もまだこんなアマゴが居る可能性があるので、とにかく上流へ進む。


d0000101_20111426.jpg

少し錆色の入ったアマゴが釣れる。
尺はありそうなアマゴのチェイスも見られたが、さっきの大アマゴの姿が目に焼き付いて離れない。


d0000101_20112680.jpg

結局、本命と思っていた区間では最大でも25センチを超えるぐらいのアマゴのヒットで終わった。
この日はその後の釣りもどこか上の空だった。
次の日の朝に再び勝負を掛けることにして、夜のうちから駐車場に向かった。

翌朝。
夜が明ける前に準備をし、川へ入る。昨日あのアマゴが居た場所まで進むと、目的の魚の姿が見えた。
昨日とは付いている場所が違っているが、流れの中に定位している。
ミノーからスプーン、そしてまたミノーとルアーをローテーションしていくが、一瞬、ルアーに興味を示したのみで反応がない。


d0000101_20115022.jpg

気付くと3時間も粘っていた。
魚は付き場から離れて姿を見ることがなくなり、ここでこの勝負は終了となった。
結局掛けることはできなかったが、やり切った感があるので昨日ほど心残りではなく、次の河川へ向かった。


d0000101_20120113.jpg

ここは今年、何度か通った小渓流だが、魚の数は多い。稚魚放流が中心の川なので釣れる魚はどれも綺麗な魚体。
入ったのは上流の区間なので既に秋の色になっている魚が多いようだ。

この区間で最も有望なポイント。
水深があり、木の枝がオーバーハングしている流れ込みにアマゴが付いているだろう。
沈めるためにバイラをセットして流れの流芯にキャストすると、沈めている間に魚が食っていた。


d0000101_20122294.jpg

良い色のアマゴだ。


d0000101_20123340.jpg

サイズは9寸だが、この川ではこのサイズが釣れれば良しとしようか。

最終日の残り時間も少ない。
どこへ入ろうか迷ったけれど、最後にもう一度あの魚の姿を見たく、朝の川へ。
アマゴはまだ居たが、一瞬姿を見せたのみで日暮れまで川を見ていたが姿を見せなくなった。

これで9月の釣りは終了。
最後にこの川の可能性を知ることができたのは大きな意味があった。
来年も同じような魚と出会えるという確証はないけれど、それまでに腕を磨いておきたい。


Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC510ULX
Reel:カーディナル3BP
Line:スーパートラウトアドバンストゥイッチマスター5lbs
Lure:YM-1 50S、50HS、50HS ver.2、TRAP May 50S、バイラ50X他



# by pioneerfield | 2017-09-30 23:43 | travel sketch | Trackback | Comments(6)
2017年 09月 23日

近場の川へ

普段は山梨、伊豆への釣行が多いけれど、自分が住む神奈川県内の川も気になっていて、機会があれば開拓してみたいと思っていた。
そんな折に昨年の秋に一緒に釣りに行った、てぃも山さんから釣行のお誘いが。
もちろん、二つ返事でOKしたのだった。

前日の夜からあいにくの雨で、地元ではかなりの雨量だったが、以降としている川の周辺ではそんなに降っていないようだった。
濁りが入っていなければむしろ良さそうな状況ということで、否が応でも期待が高まる。
しかし、期待とは裏腹に朝一のポイントでは不発。
その後も良さそうな水量と濁り具合なのに一向に魚が出てこない。
この水系は魚の動きを読むのが難しいとのことだが、この状況で渓魚の姿が見えないのが意外だ。


d0000101_20293642.jpg

ようやく20センチあるかないかのアマゴを一尾。
その後に行った小河川では成魚放流のニジマスやヤマメを釣った。
てぃも山さんに良型のヒットがあったけれど、残念ながらショートバイトで掛からなかった。

川の雰囲気としては良型が出そうな場所がところどころにある。
聞けば毎年、こんな小河川でも大型のヤマメがキャッチされているとのことで、ますます興味が湧いてきた。


d0000101_20294650.jpg

てぃも山さんは午後から用事があるとのことで、昼食をご一緒して別れた。
その後は一人で開拓。釣りをしている時間よりも車で走って色々と川を見て回る時間の方が長かったかな。
水位が下がった夕方に期待して朝一のポイントに入ってみたけれど、異常なしで終了。

自宅から1時間とちょっとだし、良さそうな支流も多いので来年は何度か通って探りを入れてみようか。
また一つ楽しみが増えたな〜


Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC510ULX
Reel:カーディナル3BP
Line:スーパートラウトアドバンストゥイッチマスター5lbs
Lure:YM-1 50HS



# by pioneerfield | 2017-09-23 23:27 | travel sketch | Trackback | Comments(4)
2017年 09月 17日

秋ヤマメ旅へ。

9月は今年の渓の釣を締めくくる月。

例年、長い休みを取ってのんびりと遠い川で釣りを楽しんでいたのだけれど、
今年はようやく遅い夏休みを1日だけ取れ、連休と合わせて3日間の釣り。

結果的に言えば、今回の秋ヤマメ旅は初日の朝に濃縮されていた。

岩手の川へ入ろうと考えていたけれど、朝マズメに辿り着くのが難しそうなので
初日はkouさんのホームリバーにお邪魔させて頂く。

底が見えないほどの深い淵がある。
表層に誘い出せることは難しそうだ。
しかも僕の作るミノーではこの淵の底までストンと落とせるウェイトは無いのでバイラを結んだ。
底付近まで沈めてトゥイッチを入れてヒラを打たせると、すぐにロッドが絞り込まれた。
落ち着いてランディングネットに魚を収める。


d0000101_23290230.jpg

d0000101_23304023.jpg

34センチの雌。婚姻色を浮かび上がらせた尺ヤマメ。
この魚は自分のみの力だけでは手にできなかった一尾。
今年は昨年よりもさらに釣友との釣行が多かったから、今シーズンを象徴する魚だな。
あらためてkouさんに感謝です。


d0000101_23305625.jpg

気付けば川の周りはもう秋になっていて、フックが落ち葉を拾うようになった。
この川に来るのも今年最後になる。
来年はもっと来よう。


d0000101_23310840.jpg

側線にうっすら色が出たヤマメを釣って締めくくった。

夜のうちに移動して次の日は岩手内陸の川へ。
去年は来れなかったから1年ぶりだ。


d0000101_23312137.jpg

着いてみると水が高くてアップでルアーを流すのは難しい状況。
それでも原点に戻って入渓点を開拓していくけれど、魚は少ない様子。


d0000101_23313584.jpg

釣っていて気持ちが良い川なのは以前から変わらないけれど、行くところ行くところに釣り人の足跡がある。
ここまで来たからには何とか良い魚を釣りたいと思っていたけれど、それも叶わなそうだ。


d0000101_23315663.jpg

誰も入らなそうな細いボサ川でようやくヤマメが釣れ出した。
しかしここでも大きくても25センチといったところ。

最終日も色々と回ってみたけれど、良い釣果には恵まれなかった。
明らかに40センチはある魚が2度ほど追って来たけれど、どちらもミノーを1回追っただけで粘ってもその後の反応は無かった。


d0000101_23320972.jpg

既に錆が入ったヤマメも。
もの寂しくなるけれど、オフシーズンは来年への期待を膨らませる期間でもある。

3日間の秋ヤマメ旅はあっという間に終わり、今年の渓の釣りもあと数えるほどに。
最後まで思い切り楽しもう。


Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC510ULX
Reel:カーディナル3BP
Line:スーパートラウトアドバンストゥイッチマスター5lbs
Lure:YM-1 50S、50HS、50HS ver.2、バイラ50X他



# by pioneerfield | 2017-09-17 23:03 | travel sketch | Trackback | Comments(6)