世間はお盆休みだ。高速は深夜から混みそうな上に、夜には横須賀の実家に帰らなければならないので、行く場所を考えていた。
高速を使わないとなると、やはり行く先はホームの一つ、下道で行ける狩野川支流か。
イワナやニジマスではなくヤマメかアマゴを釣りたかったから丁度良い。水温が高くなりそうなのが心配だけど、午前中と夕方釣るだけでも別にいいか。
そう思って下道と有料道路を乗り継いで朝マズメに着いたのはいいけれど、最初に入った場所では意外にも水量があって遡行できず。
次に入った支流の支流も魚は出るがどれも小さい。
日が顔を出し始めると水温が高くなってきそうなので、支流の支流のさらに支流のボサ川へと入り込んで行った。
釣り上がり始めて早々に小さいながらも2連発。魚影は濃いみたいだ。
先に進むとさらに両岸が葦で囲まれてくる。川幅はどんどん細くなって来るけれど、近頃はこういう細い川を釣り上がるのに燃える。
案の定、良い場所には良い魚が着いている。
良いといっても8寸ぐらいだけど、平均的なサイズが20センチ未満だから、この川では良型の部類に入りそうだ。
ちなみに稚魚から川で育った魚のようで、これぐらいのサイズでも格好良い。
本流の魚と違ってパーマークもしっかり出ている。
この支流は魚のサイズは小さいながらも数は結構出た。朝の支流から合計して15匹ぐらいは釣ったはず。
昼間は案の定暑いので適当な日陰に車を停めて仮眠。
けれどあまりの暑さにたいして寝れずに起きてしまった。
日差しは容赦なく川面を照りつけているので、ボサの濃い川の中でも木々が日を遮る区間がある支流へ。
ここもさっきの支流以上にキャストしづらい。が、水量も予想以上にあり、魚も濃そうだ。
釣り上がって行くと、やはり木々に覆われた区間でヒット。これも8寸ぐらい。
場所のせいか黒っぽい魚だ。
鰭も綺麗だ。
そしてさらに少し先で今日一の26センチ。
体高がある雄のアマゴ。こいつは格好いいね。
水温は18度を超えていたけれど、こういう川は昼間でも釣れるみたいだ。
帰りは沼津の釣具店に寄って帰りたかったので、峠を越えて西伊豆へまわった。
去年の秋に訪れた川へ試しに入ってみたけれど、ここも水温が高い。
ただ、要所要所に魚はいて、25センチぐらいのを2回掛けたけれど残念ながらバラしてしまった。
この川ではノーフィッシュかと思っていたら、最後に20センチに満たないアマゴがバイト。
状況が良いときにまた来てみよう。
今回は思いのほか魚影が濃い川が多くて、真夏なのに結構楽しめた。
9月になったら良型も出そうな感じなので、夏のうちに色々回ってみよう。
Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロン510ULX
Reel:カーディナル3
Line:スーパートラウトアドバンVEP5lbs
Lure:バルサ蝦夷50S、45S、蝦夷1st50SⅡ、スピンウォークQR