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2013年 12月 14日

寒風吹き荒れる

芦ノ湖には11月に1回行ったきりで、気がつけば禁漁時期が迫っていた。
そもそも釣り自体、前回のバス釣り以来行っておらず、釣れなくても自然のフィールドに立ちたかった。

予報では寒波の到来で冷え込み風も強いとのことだったが、それが釣りに行かない理由にはならなかった。
今回も暗いうちに湖岸の道を歩いてポイントに入る。風は向かい風なのでシャローに魚が寄っているかもしれない。
いつもよりも深くウェーディングはせずにキャストを開始した。

右に入っていたルアーの釣人は早速ブラウンをキャッチしていたようだが、僕のミノーには反応は無い。
一度だけショートバイトがあったが、ロッドティップが深く入ることは無かった。

朝に回遊してくるブラウンを逃してしまうと、あとは夕方のチャンスまで粘るしかないかもしれないが、
前回のように昼にボトムでブラウンが食ってくるかもしれない。そんな期待を持ちながら場所を移動する。
今回はメタルジグではなく、新たに何枚か購入していたスライドスプーンをキャストした。
使い方は雑誌で読んだ程度なのでよく分からないけれど、一旦ボトムを取ってリトリーブとスライドを繰り返す。

ブレイクが岸まで寄っている岩の上に立ってボトム付近を攻めてみる。
フリーフォールで着底させ、何回かリトリーブした後、スライドを入れる。反応は数投後にあった。
スライドを入れた後のリトリーブでティップが入る。フッキングするとブラウン独特のくねるような引きがロッドに伝わってきた。

足下まで寄せ、一度ネットインに失敗しながらも二度目にランディングネットに収まった。

寒風吹き荒れる_d0000101_2145076.jpg


寒風吹き荒れる_d0000101_21452161.jpg


ネットに収まったのは雄のブラウン。サイズは50センチに1センチ足りない49センチ。
鰭がほぼ回復した綺麗なワイルドトラウトだった。

寒風吹き荒れる_d0000101_2147646.jpg


今年の芦ノ湖の釣りはこれで終了。秋のシーズンは結局2回しか釣行できなかったけれど、
今年は春を含めてショアからの釣りで楽しませてもらった。

また来年。芦ノ湖はしばしの休息に入る。


Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロン EXC780MX
Reel:イグジストハイパーブランジーノカスタム2508R
Line:ハイグレードPE 0.8号
Lure:MTレイクス9g

by pioneerfield | 2013-12-14 23:26 | travel sketch


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