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2017年 07月 29日

粘りの一手

朝一で入ろうとしていた川を橋の上から覗くと、水量が増えて濁りが入っているようだった。
雨は徐々に降り出してくるのかと思っていたけれど、この川の水源の山では早くも降ったようだ。
それならば、と、少し移動して別の川へ急ぐ。
先週の朝に入った川と平行して流れている支流。こちらも水量は多いとはいえないけれど様子を見てみよう。


粘りの一手_d0000101_15132783.jpg

アベレージは20センチぐらいだが、8寸ぐらいのアマゴも時折釣れてくる。
しかしどこにでも魚が居るようではなく、魚影が濃い区間と薄い区間が別れている。
数日前に入ったと思われる釣り人によるプレッシャーなのか何なのかは分からないけれど、これはじっくりと釣り上がって行くしかないな。

流速のある瀬に魚が入っているようなので、ヘビーシンキングミノーをドリフト気味に泳がせる。
短距離で連続して細かくヒラを打たせたいのでラインはPEに変えてみた。

あるポイントで尺近いアマゴがミノーを追って来た。何度か追わせてバイトさせたけれど、フッキングまで至らなかった。
鈎が魚の口に触れてしまったようだったのでもう追ってこないかと思ったが、次のキャストでミノーに反応するのが見えた。
魚に違和感を与えてはいなかったようだ。徐々に反応は薄れていったが、今回はここでひたすら粘る。
すると数十投目した頃に先程のアマゴが遂に口を使った。


粘りの一手_d0000101_15133553.jpg

尺には届かないけれど良いアマゴだ。


粘りの一手_d0000101_15134385.jpg

これまでだったらミノーへの魚の反応が薄れていった時点で次のポイントへ移動してしまうところだったけれど、
前回釣りで得た経験を生かし、今回もひたすら粘ってキャッチすることができた。
魚のサイズは決して大きいとは言えないけれど、僕にとっては価値ある一尾。


粘りの一手_d0000101_15135077.jpg

今日は粘る釣りをやってみるか。
そう思っていたけれど、次に入った川では1投目から釣れたりして、結局よく分からない状態に。
まあ、雨も強くなってきたし、少し早いけれど今日は上がろう。
あと、これからも要所要所では粘ってみることにしよう。


Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC510ULX
Reel:カーディナル3BP
Line:スーパートラウトアドバンストゥイッチマスター5lbs、リアルデシテックスWX8 0.5号
Lure:YM-1 50S、50HS



by pioneerfield | 2017-07-29 23:12 | travel sketch


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