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2008年 10月 14日

inside my box

2008年の渓流シーズンも終わってしまった。そそくさと車からトラウトの道具を取り出して、替わりにネオプレーンウェーダーとライフジャケットとシーバスロッドを積み込む。車から降ろしたトラウトの箱はそのまま収納へ・・・と、思ったが、どうせなら自分が使っている道具の紹介をしてみようと思ってしまった。で、第一弾はルアーである。

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<本流用ボックス>
a: ツインクルミュート65
ヘビーウェイトだがウッドというところが気に入って、使用頻度も高い。流速のある瀬でも水面に飛び出さないところはさすがだ。ツインクルのヒラ打ちのアクションはヤマメには効果絶大だと思うのだが・・・。難点は一日使っていると手首が疲れること。

b: ツインクルTWS60、75
こちらは普通のツインクル。魚野川のような流速のある場所だと水面に飛び出すことが多い。主に桂川の本流で、魚がシャローを意識しているときに使う。

c: SKミノー70SD
昨シーズンから本流でよく使うミノー。バルサだがバランスが良く、飛距離もそこそこ出る。魚野川の本流で使っていた記憶があるのだが、たいしてデカい魚を釣っている記憶がないな・・・。去年の尺ヤマメぐらいな気がする。SKミノーはアップの釣りよりもむしろダウンで使うほうが本領を発揮していると思う。ちなみに濡れたままボックスに入れっぱなしにしておくと、表面のセルロースが溶けてくるので要注意。

d: Ryu70S
硬質発砲素材のミノー。良く飛んでよく動く。特に欠点が見つからないミノーだが、なぜか釣った記憶がない。と、いうよりも投げることが少ない気がする。飛距離を出したいときが出番。

e: シュガーミノーSG70
シュガーミノーの中では異質。このボックスの中で唯一フローティング。フローティングはドリフトのスピードが速いので、表層を広範囲で流すときに有効であろう。が、シンキングに慣れてしまっている自分にはコントロールがしにくい。ちなみに素晴らしく飛ぶミノーだ。

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<渓流用ボックス1>
f: Dダイレクト
驚異のディープダイバー。このミノーの出現で、これまで攻められなかったディープゾーンの攻略が進んだ。ディープにはえてしてデカい魚が定位しているもので、着水後のジャーク数回でボトムまで潜行させ、トゥイッチで食わせる。プールや堰堤下では表層から攻めて行くのが常だったが、最近は最初の一投からDダイレクトを投入することが多くなった。来シーズンはこのミノー用にロッドを導入しようと思う。

g: バフェットSD55
本流で出番が多い逸品。特に深く潜らせる目的ではなく、アップ~クロスでスローに誘いたいときに多用する。シーズン初期にはこれでヤマメをよく釣ったな・・・。もちろんディープダイバーなので、魚が少し沈み気味の時にも使う。

h: ツインクルミュート50
最近は出番が減ってしまったが、渓流域でのアップ、ダウンともに良く使っていた。STSやTSクラスのロッドが一番使いやすいように思う。通常はトレブルフックが多いが、ボサの多い場所などはシングルで使う。

i: ソリッドテールミノー50
その名の通り、後方重心でよく飛ぶ。小渓流の淵などでよく使う。個人的には魚野川の支流でイワナをよく釣っていた記憶がある。が、最近出番は減ってしまった。

j: Ryu50S
硬質発泡はトラウト界ではあまりメジャーな素材ではないが、バルサ並によくヒラを打つ。特に欠点が見つからないが、あまり投げ込んでいないので何とも言えないのが現状。

k: アレキサンドラ50S
このミノーが持つヒラ打ち時のフラッシングはなかなか他のミノーでは出せないようで、一時期はイワナ狙いで随分と使った。昨シーズンの八ヶ岳ではこのミノーで釣り通した。それほど出番が多かったので、このミノー専用にジェイドミラーまで購入する始末。が、今シーズンは意外と出番が少なかった。個人的にヤマメよりもイワナ向きという感じがする。

l: バフェットSD43
渓流ミノーイングを始めてから今までの間で最も長く使い続けているミノー。おもに小渓流で使うことが多い。短い区間でアピールさせなければならないシチュエーションではバフェットの出番。これもSD55と同様、深く潜らせるのではなく、スローに誘うために使う。難点はテーリングしやすいことだが、それを除いてインジェクションでここまで優秀なミノーも珍しい。

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<渓流用ボックス2>
m: ツインクルTWS45
一昔前は渓流域で多用していたが、他にも良さそうなミノーが次々と現れてきたために使用頻度が少なくなった。が、ツインクルのヒラ打ちはヤマメが最も狂うと思う。シンキングと言えどもかなり表層をトレースしてくるので、魚が高活性でなおかつ比較的魚のサイズが小さいときに出番が多い。最近では伊豆のアマゴによく使っていた。

n: SKミノー50SD
バルサ製の逸品。昨シーズンはこれで釣り通すことが多かった。主にアップストリームで使うことが多かったのだが、今シーズンはむしろダウンで使うことが多い。ダウンでもバランスが良く、ツインクルよりも比較的下のレンジを引けるので流れが速い瀬などで活躍している。

o: ノール・ポワン50S
横浜の某プロショップで見つけて試しに使ってみたところ、これが結構良い。今シーズンのマイブームとなった。サーキットボードのリップはレスポンスが良く、さらにボディのコーティングが厚いので、多少ぶつけても塗装が剥がれないのがいい。ほぼアップストリーム専用という感じで、ダウンでは非常にバランスが悪い。自分はシングルフックを付けているが、ヤマメのバラシもそんなにないので気にいっている。今シーズンは「アップでノール・ポワン、ダウンでSK」という構図が自分なりに出来上がってしまっていた。

p: レイチューン
スローシンキングなので比較的上のレンジをトレースする。今シーズンはあまり出番がなく、魚も釣っていないが、凄く釣れそうなミノーだ。仕上げは絶品。もしロストしても次が手に入るかどうかが謎だ。

q: ラピッド(復刻版)
とりあえずボックスに入れている、といった程度で実はあまり投げていない。別に勿体ないからというわけではないが・・・。来シーズンは積極的に使おうと思ってはいるが、定かではない。

r: バルサ蝦夷50S
これもとりあえずボックスに入れている。さすがにエキスパートカスタムで使うミノーらしく、STSよりも張りのある竿でないと本来目指すアクションに至らないようだ。そんなわけで今のところ出番はあまりない。これを使うにはロッドを選ばねば・・・。

by pioneerfield | 2008-10-14 21:20 | T-Impression


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