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2009年 04月 18日

眠い日

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眠さに耐えながら片道3時間の道のりを走ってようやく川へと辿り着いた。4月も半ばになり、本格的な渓流シーズンとなろうとしているのに、気力はあっても体力的に厳しい時期が訪れている。

釣友のI君はといえば、最近勤務形態が変わったらしく、基本的には土日休みになったらしい。と言うことは今後は彼との釣行が増えるのだろうか。がしかし今回は別々に行くことにしている。そのほうが思い思いの場所に入れるというわけだが、帰りの温泉ぐらいは一緒に行こうぐらいの約束はある。

さて、釣りの方だが、先週の夕方に良かったポイントに朝入る。時間を変えて攻めてみると違った結果が得られるかもしれない。そう思って本流を遡っていくのだが、どうも魚の反応は薄い。朝で若干水温が下がっていることを見越して釣り上がりながらもダウンで流すと、ようやく待望のヒットがあった。ネットに魚を収めて写真を撮る準備をしていると、気付くと上流からフライの釣人が下ってきた。

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いつもこの周辺で釣りをされている方のようだ。何回か見掛けているし、先週も夕方に会った。挨拶を交わして上流を攻めても良いかどうか聞いてみると、快諾してくれた。地元アングラーらしい余裕がある方だ。

フライで攻められているからといってルアーで全く釣れないというわけではない。その証拠に若干流れが緩くなった瀬尻から8~9寸ほどのヤマメが食ってきた。適当に誘導できる場所が無かったので残念ながら足元でバラしてしまったが、良型ではある。

しかしその後はさっぱりだった。本流のこの区間は攻め終わって、車まで戻る途中、支流の合流部にある堰堤を試しに攻めてみることにした。支流からの水は白く濁っている。この川にありがちな生活廃水のような濁り方だが、えてしてこういう場所にも魚はいるのだ。表層からは何の反応も得られなかったので、アレキサンドラをヘビーウェイトに変えて、ボトムまでカウントダウンし、トゥイッチした。

ティップが持っていかれた。狭い場所だけにファイト時間も短く河原へと抜き上げた。26センチの良型のヤマメであった。しばらく眺めて元の流れに戻し、安心すると午前中だというのに眠さが再び襲ってきた。


Tackle
Rod:サーフェイストゥイッチャーボロンSTS-701MN-Si
Reel:トーナメントエアリティ2506
Line:アヴァニシーバスMAXパワー0.8号
Lure:アレキサンドラ50、50ヘビーウェイト

by pioneerfield | 2009-04-18 23:35 | travel sketch


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