2005年 08月 01日 ( 1 )


2005年 08月 01日

峪の山女魚

d0000101_21311750.jpg 蒸し暑さから開放されて冷たい沢水に浸かりながら釣りをするなんて、何と贅沢な夏の日の過ごし方なのだろうかと、昔,まだ渓流釣りを始めてもいない頃に考えたことがあったが、その頃は渓流でルアーでヤマメを釣るのなどということは限られたエキスパートのみに許された領域だと勝手に思っていた。そんなことを思い出しながら、曇ってはいたものの、暑い夏の午後を森に囲まれた支流の上流域で過ごすために車を走らせた。今回は伊豆河津川をホームグラウンドとしているI君と共の釣行であったため、先週入渓した地点から二手に分かれて釣り進む。暫くするとヤマメのチェイス。ここから先はヤマメが濃そうだ。相変わらず昼間だというのに薄暗く、ヒグラシの鳴く峪を歩いてゆくと、いかにもヤマメが好みそうなポイントが次々に現れてくる。大きな釜を越えた上流のヒラキで20センチを少し越えるサイズがバイトしてきた。d0000101_21511693.jpg
 実はこうしたショートスポットが続く支流の釣りは大好きだ。狙ったスポットにアップストリームでミノーをキャストし、狙ったラインを流し、トゥイッチで誘い、食わす。自分の持つ技術を最大限に引き出して挑む、技術が試される、とでも言ったら良いのだろうか。当然まだまだ初心者なのでたいそうな技術を持っているわけではないのだが・・・。d0000101_2233039.jpg
 峪川でシェードが濃く、水温も低いからであろうか、今日はヒラキに魚が出ているようだ。ただし、何度も追ってくるほど活性が高いわけではなく、最初のチェイスでバイトさせなければキャッチするのは難しそうだ。最初のキャストでできるだけ距離をとってポイントに撃ちこみ、長く誘いの時間を取ってみると、バイトに持ちこむことができた。それにしても、この川のヤマメは他の川に比べて色が白い。底石に白いものが多いためであろうか、パーマークがくっきりと目立つ魚体が特徴的だった。この地区はさかんに放流が行われているので、釣れる魚がネイティブではないというのは当然のことなのだが、ヒレもしっかりしている白いヤマメを見ていると、もしかしたら・・・と思えてくる。ヤマメの体色が生活環境によっどれほど変化するのかは知らないが、ある程度の期間、この川で過ごした個体なのだろう。この峪のヤマメと呼んでも良いのじゃないかね?d0000101_2228019.jpg
 結局午後一杯をこの川で過ごしてしまった。「もっと先に行けばもっと良い場所があるのじゃないか?」そういった気分にさせられるから飽きずに釣りつづけるのだろう。結構進んだと思っていても、後で地図でどのくらいの区間を登ったのかを確認すると意外に進んでいないのが分かるのだが。まあ次に来た時の楽しみがそれだけ多く残されているということか。

Tackle
Rod:スーパースティンガーボロンSSS-60Si
Reel:セルテート2004(RCS)
Line:リバージR-18NL 5lbs
Lure:ツインクルTWS45

 

by pioneerfield | 2005-08-01 21:30 | travel sketch | Trackback | Comments(0)