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2017年 02月 19日

塗装あれこれ

ルアーを作るにあたって重要な工程のひとつである塗装について、僕の塗装環境を紹介したいと思います。
ハンドメイドをやらない人にとっては何ら面白くない内容ですが・・・

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マンション住まいなので広い塗装スペースは取れず、いかにコンパクトにまとめるかを考えた結果、キャスター付きのスチールラックに収納し、移動式にしました。
上段には塗料皿やハンドピースを洗浄するための小物色々。
その下にはペインティングブースとハンドピース、続いて塗料などの収納ボックス、最下段にコンプレッサーを置いてます。
昼間でも日射しが入らない部屋なので上左右からLEDライトで照らして何とか明るさを確保してますが、理想的には自然光の下で塗装するのがベストだと思います。

ペインティングブースは自作することも考えたのですが、意外にコンパクトに作るのが難しそうだったので、タミヤのスプレーワークペインティングブースⅡにしました。
ちょうどラックに収納できて横にハンドピースのスタンドも立てられるジャストなサイズ。
ホースは後ろの窓まで伸ばして排気してます。

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ちなみにフィルターを追加してます。クレオスのハニカムフィルターをカットして取り付け、さらにキッチンの換気扇用のフィルターを被せてます。
排気のパワーは落ちますが、臭いがほとんどしない塗料を使っているのでペインティングブースは有機溶剤の臭いがする空気を外に出すというより、ミストを部屋中にまき散らさないのが役割。
ミストは途中のフィルターに吸着させて屋外へは極力排出しないことが目的です。

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ハンドピースはいくつかありますが、最近はクレオスのWAプラチナ0.3mmで通してます。
細い線を吹く時は0.2mmを使った方が良いかもしれませんが、ノズルが詰まるので最近は出番が無いです。

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コンプレッサーは同じくクレオスのL5です。音が静かで長時間稼働できるので、今のところ5センチ程度のミノーばかりを塗っているのでこれで十分。
振動も下の階に響くほどではないですが、念のためエアパッキンを敷いてます。
レシプロ式も一応は持ってますが、もはやただの飾りになってます(笑)

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塗料はずっとクレオスの水性アクリル塗料「アクリジョン」を使っています。
有機溶剤の臭いがしないので、マンションのような集合住宅での塗装にはもってこいですが、健康上でも水性塗料の使用はオススメだと思います。
ちなみに最近、セルロースセメントもフェザーのトルエンレスにしました。
体を壊して釣りに行けなくなったら本末転倒なので・・・

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塗料が乾く前は水で洗えるので、ハンドピースの洗浄はバケツに汲んだ水の中に浸けてブクブクとやっちゃってます。これは水性塗料ならでは。
洗浄液は水道の蛇口から大量に出てきます(笑)
ノズル周りは塗料が乾きやすく、よく詰まるのでツールクリーナーと筆でこまめに固まった塗料を落としてやるのがコツですね。
時々、ノズル部分を分解して洗浄してやる必要もあります。

こんな感じの環境・道具でいつも塗装しています。
これからハンドメイドを始めようと思っているけれど、僕と同じようにマンション・アパート暮らしで塗装環境に悩んでいるという方にとって、少しでも参考になればと思います。

by pioneerfield | 2017-02-19 21:15 | ST WORKS | Trackback | Comments(8)
2017年 02月 06日

やり残したこと。

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ネットは去年編んだばかりだから、
今年はフレームをピカピカにしてやろうと思っていたけれど、
結局できなかったなー。

このランディングネットは三年前に作ったものだけれど、
形もグリップの花梨瘤の模様の出方もフレーム材も気に入っている。

可能な限り永く使っていきたいけれど、
転んだりしたときに運悪くフレームが折れるかもしれないし、川に流されてしまう可能性もある。
そんな時のためにもう一個作ってもいいかもしれない。

次のオフシーズンはまたじっくり作ってみるかな。

by pioneerfield | 2017-02-06 22:31 | ST WORKS | Trackback | Comments(6)
2016年 11月 05日

秋の夜長

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シーズン中は毎週1個だけ作ったプロトを釣り場で試してみるのが精一杯だったけれど、
オフシーズンに入ると今まで試したかったけど出来なかったことに色々手を出してしまいます。

例えばまとめて6個作ったりとか、凝った色を塗ったりだとか。
昨日は朝から時間を掛けて塗装して、夕方からは鎌倉の某所に魚を食べにいくという充実ぶり(笑)
今日も仕事から帰ってきてアルミ貼ってました。

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ルアーは使えば傷がつくのは当然。
だけど、気に入ったルアーを永く使うにはコーティングが丈夫な方が良い。
その点でいくと、できればトップコートまでセルロースで通したい。
けど、やっぱりまだ色飛びがあったり、わずかに流れたりするので、時間があることを良いことに色々試してみよう。

解禁まで4ヶ月弱。おかげで退屈しなさそうです。

by pioneerfield | 2016-11-05 00:38 | ST WORKS | Trackback | Comments(6)
2016年 08月 22日

50mm

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最近は5センチばかり作ってます。
ウェイト位置を変えたり、微妙に軽くしたり。

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動きは結構良くなってきたんですが、反面、飛行姿勢が悪くなってしまい、
キャストの際にまっすぐポイントに入らないのでストレスに・・・・
両立させるのはなかなか難しいです。あらためて市販のバルサミノーは凄いと思います。

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使用頻度が高いヘビーシンキングはテールのアイが潰れ、ボディが割れてきたので同じタイプを再作製。
これも動きは良いけど飛行姿勢が悪いんだよな〜

まあ1年前のよりは良くなっているので少しずつ進歩はしているようです。

by pioneerfield | 2016-08-22 22:54 | ST WORKS | Trackback | Comments(5)
2016年 07月 05日

側線のオレンジ

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分かってはいるんです。
ちゃんと泳ぐ普通のシンキングミノーを作れるようになってからヘビーシンキングに取り掛かった方が良いことは。
でも、なぜか同時並行で進めているという効率の悪さ(笑)
このままではいつまで経っても発展途上ミノーのままですな。

これは、いつもとは若干違う色で塗ってみたヤマメカラー。
僕がよく行く河川では、こういった側線にオレンジ色が入ったヤマメやアマゴは釣れないので、
こういう色の魚が釣ってみたい、と思いながら塗った色です。

by pioneerfield | 2016-07-05 22:50 | ST WORKS | Trackback | Comments(4)
2016年 06月 30日

GGOB

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今週末に使うミノーたちです。

どちらも5センチで横から見たシルエットは同じなんですが、右がドリフト用の3g台なのに対して
左はファットなヘビーシンキングでしかもリップが長め。50MDHと言ったところでしょうか。
ボトムに向かって急潜行して欲しいんですが、果たしてうまくいくかどうか・・・

カラーはいつものヤマメよりもゴールドベースとオレンジの2色が多い分、若干めんどくさかったです。
パーマークは入れない方が良かったかな〜、と思いましたが、ゴールドの塗りムラを見事に隠してくれたので良し!

パーマークって便利ですね(笑)

by pioneerfield | 2016-06-30 21:22 | ST WORKS | Trackback | Comments(8)
2016年 05月 20日

FLAT

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今回は同時並行で5個作ってます。
うち、2個が完成。

これはアップストリーム用の3mmバルサ貼り合わせの50mmです。上と下はウェイトを変えています。
上の軽い方はダートするようにリップの取り付け角を浅めにしてます。
下のヘビーシンキングは底波に入った時にレンジを外さないようにダートはあまりしないのが狙いです。

が、多分狙った通りにはいかないんだろうなー。

とにかく、今週末に泳がせてみるのが楽しみです。

by pioneerfield | 2016-05-20 00:17 | ST WORKS | Trackback | Comments(6)
2016年 04月 14日

目入れ

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週末は完成した試作の5センチヘビーシンキングを試してみます。

前回の塗装直後の写真から目を入れてコーティングしてリップを取り付けたんですが、
やはりミノーは目を入れると印象が変わる気がします。
なので目を入れる作業は好きな工程の一つです。

実際の5センチの子ヤマメはもっと目が大きいはずなので、子ヤマメに似せようとするともっと大きめの目を入れなければならないんですが、
あくまで尺ヤマメを5センチに縮小したイメージで作ろうとしているので、直径2mmの目を作って入れています。

まあ、ここまでこだわって作っても動きが悪ければ元も子もないんですが・・・
泳がせてみるのが不安でもあり、楽しみでもあります。

by pioneerfield | 2016-04-14 22:10 | ST WORKS | Trackback | Comments(4)
2016年 04月 05日

製作状況

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ここのところの日曜の朝は、早く起きてバルサを削り、みけ(嫁)が起きてくる前にブランクを1個だけコソコソと作ってます。
前日の釣りで得たヒントや課題点を考えながら、ウェイト位置を変えたり、削り方を変えたりして試作するというわけで、少しずつですが製作を進めています。

解禁前に作った簡易ドライブースのおかげなのか、気温が上がったおかげなのか、
両方のおかげなのか分かりませんが、ディッピングも3時間間隔で問題無さそう。
なので、試作であれば2週間ぐらいで完成できるようになってきました。

今日は仕事から早く帰ってこれたので塗装を遂行。
試作なので側線のピンクとベリーのパールホワイトを省略したヤマメカラーにしました。
いつもは側線をフリーハンドで入れているのでシルバーを吹くとき以外は0.2mmのハンドピースを使うんですが、
今回は面倒なので全て0.3mmで吹いてみたところ、意外にちゃんと吹けるな・・・
口径が大きいとノズルが詰まりにくいのでこれはこれで使えますな。

あとはこの間から試している、楽な色止め方法が上手くいけば良いんですが。

なるべく時間を掛けずに作る方法を色々考えてますが、全てはみけ(嫁)の機嫌を損ねないための努力です(笑)

by pioneerfield | 2016-04-05 21:23 | ST WORKS | Trackback | Comments(2)
2016年 03月 16日

Tuned カーディナル3

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ルアー製作は今作っているロットが仕上げのコーティングに入ったので、ここのところはリールをいじってました。
カーディナル3は前にパワーズファクトリーのチューニングに出したんですが、最近は写真奥のヤマワークスBPばかりを使っていたので、全然使ってませんでした。
が、前回の釣りでMさんからお借りしたパワーズファクトリーチューンのカーディナルを使ってみて色々とヒントも頂けたので、自分のも再度使ってみようと思い立ち、メンテ&調整。

渓流で使う以上、カーディナルは水没や雨の中での使用など、比較的過酷な環境にさらされているので
以前は一部のベアリングが錆び付いて、そこが原因で出るノイズが気になっていました。
ベアリングが追加されて回転が滑らかになった分、こうしたノイズがやたら気になるようになるので、毎回のメンテナンスが欠かせなかったんですが、
面倒くさがりやな自分はろくにメンテもせずに、すぐにベアリングを錆び付かせてしまってました。
そこで今回は、敢えてラインローラー部とハンドルはIOSファクトリーのパーツを使ってベアリングレス仕様に。
あとは内部のベアリングにもちょこっと手を施してます。
これでメンテの頻度が少なくなれば良いんですが(重要なのはそこか?(笑))。

早速次回の釣りから投入したいと思います!
Mさん、色々と教えてくださり、ありがとうございました!

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一方、ミノーの方は仕上げが近づいてきたんですが、今回も色止めに苦戦・・・
かなり濃いめに塗ったんですが、ディッピングを繰り返すうちに濃い色が飛んでいきます。

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写真では分かり辛いんですが、背中の色はスモークグレーを濃いめに吹いたにもかかわらず
色が飛んでだんだん薄くなってきてしまってます。
これは何とかしなければならないですね。

色止めの方法は思いつく限り、色々と試してみたいと思います。


by pioneerfield | 2016-03-16 07:20 | ST WORKS | Trackback | Comments(4)