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2005年 10月 31日

福岡にて

先週金、土曜の二日間は兄の結婚式のため、福岡は博多へ行って来たのだが、金曜の現地到着後、少し時間があったのでホテルから電車で20分ほどのところにあるタックルショップへ行くことにした。

このショップの存在は雑誌媒体等で知っていたのだが、実際に店内に足を踏み入れると半分は喫茶店、半分はタックルショップという構えで、ダークブラウンを基調とした家具と、壁に掛けられた銘木のランディングネットがセンスの良さを感じさせた。

次の日の用意があるにも関わらずついて来た兄とコーヒーを注文し、届くまでタックルショップを見まわしているうちに、このショップの店長さんにお話を伺うことができた。このショップはかなりの数のオリジナルアイテムを製作、販売しているのだが、その一つ一つが拘り抜かれて作られ、彼は小さな小物まで至り、一つ一つ丁寧に説明してくださった。

兄がコーヒーを飲みながら次の日の準備をしている間、一時間ぐらいお話を伺っていたが、釣りと道具に対する情熱がこのようなオリジナル製品を作り上げているのだと強く感じた。実際に釣場で使う以上は使いやすい道具でなくてはならないのは当然のことで、それでいてデザイン的に優れたものを作り上げるのは並大抵のことではないと思う。

そういった製作者の強い拘りが感じられる道具には強い感銘を受けるし、自分自身こういう道具を所有し、使うことが何より好きなので、時間を割いて電車を乗り継いでまでして行く価値のある場所だったと思う。横須賀からだとそう簡単に行ける距離ではないが、またいつか足を運んでみたいと思う。




ちなみに夜になってからホテルに戻ってからも「せっかく福岡に来たんだから観光しないと勿体無い」といって博多の屋台に夕食を食べに行き、自分自身旅行好きであることを再確認した。やはり旅先のホテルでじっとしているのは自分には耐えられませんでした。

by pioneerfield | 2005-10-31 23:33 | travel sketch | Trackback(1) | Comments(2)
2005年 10月 27日

2004メモリアル解説

 最近、渓流釣りのエッセイを読みすぎたために、エッセイ形式になってしまっているが、一応去年の釣行のまとめを魚種別にやっていこうと思います。時々加筆修正が行われていたりするので文章が長くなっていたりするが・・・。

by pioneerfield | 2005-10-27 00:28 | armchair troutist | Trackback | Comments(0)
2005年 10月 25日

虹鱒川  2004 memorial

確か去年の5月頃だったと思うが、現在は吉祥寺の某プロショップに勤務しているW師が横須賀にいた頃、W師が熱心に読み返している雑誌に二面護岸された川で虹鱒を釣る記事が掲載されていた。その川の名は桂川というらしい。以前より忍野を流れる川の存在は知っていたが、その下流に鱒の生息域が広がっているとはつゆ知らず、W師はどうやら自然河川での鱒を狙っているようだった。

当時、私は管理釣り場の釣りからトラウトフィッシングに入り、フライに若干の興味を抱き始めていたので、急遽フライタックルを揃え、手始めに道志川へと赴いた。最初の釣行では悪戦苦闘しながらヤマメを釣り、2度目の道志川ではフライよりもミノーイングに傾倒してしまっていた。こうして私のフライ歴は二日で中断することとなった。

桂川の中流域は一言で言えば虹鱒の川だ。年間を通して水量と水温が安定した富士の湧水は膨大な数の川虫を育む。一度富士吉田市内の本流でクロカワムシを採ったことがあるが、石をひっくり返すと小砂利で組まれたおびただしい数のクロカワムシの巣が付着していたのを記憶している。桂川の虹鱒は漁協による成魚放流によって供給されているが、放流された鱒は豊富な虫を食してさらに巨大化するのだという。

さて、フライからミノーイングに傾倒した私は、W師の薦める桂川へと赴いた。そして初めての釣行で私の竿にも40センチを越える虹鱒がヒットし、フックを伸ばして流れに帰っていった。初めての川で初めて掛けた魚だったためもあって、その大きさにしばし呆然として手足が震えたが、実はこのサイズでは中型。50センチ、60センチを超す鱒が流れの中に潜んでいるということだ。

トラウトの中で、純粋に針掛かりした後のファイトの強さを競うならば、虹鱒は間違いなくトップクラスであろう。重々しく、且つスピードのある引きで流れを下り、跳躍する。管理釣り場で知っていたものとは比べ物にならないぐらい流れの中の虹鱒は強い。スーパーの魚屋で白いトレイに乗せられた魚のイメージを払拭するほどのパワーを持っている魚なのだ。d0000101_042438.jpg昨年の夏、鹿留川の中流域の細い流れで45センチほどの虹鱒を釣った。これくらいのサイズは本流域のみに棲息しているのだと思っていたからちょっとした驚きであった。さらに別の支流の上流域で、ヤマメ、イワナが釣れる渓相のちょっとしたプールから50センチほどの虹鱒がチェイスしてきた時には度肝を抜かれた。結局その魚は掛けたものの、持っていったネットに入りきらずフックアウトしてしまった。桂川流域の場合、どの支流にも虹鱒はいるものと思って間違いない。ヤマメを狙っていても突然巨大な虹鱒がヒットすることも少なくはないということだ。

ある時、W師から「虹鱒川」の話を聞いた。とは言っても「虹鱒川」という固有名詞の川があるわけではない。話によればその川は桂川に注ぎ込む、誰も攻めないような細い流れなのだが、良型の虹鱒が群れているというのだ。場所を教えてもらったので行くと、一見して何の変哲もない小河川で、とても虹鱒など生息していなそうな場所だった。さらに、ところどころ生活廃水が流れている。しかし試しに足を踏み入れてみると、両岸がボサに覆われた幅1メートルもない川なのにおびただしい数の虹鱒が足元から下流に向かって逃げて行った。ルアーをキャストするとすぐに30センチほどの魚がヒットし、その後は小型の入れ食いとなった。成魚放流しかされていない桂川で20センチほどの虹鱒が生息しているということは、ここで繁殖しているのだろうか。日本では虹鱒の自然繁殖はほとんど確認されていないとはよく聞く話だが、この川の魚は稚魚からこの場所で育ったような感じがする。その証拠に私はここでヤマメのようなパーマークを持つ虹鱒を初めて見た。

この川の魚は背中の黒点が大きく、特徴的だ。そして何よりも引きがパワフルだ。ヒレもピンとして美しく、中には体側を赤く染めた魚も見られる。ヤマメ用のタックルで挑んだのだが、40センチ近い魚を掛けても両岸のボサに巻かれてフックアウトしてしまい、キャッチするのが困難だった。この年、私は数回訪れたのみで、とうとう40センチオーバーを手にすることはなかったが、W師は釣行の度にこの川の攻略法を練り上げ、50センチオーバーをキャッチするに至った。

桂川の支流にはこうした川が何本か存在するらしいが、どれも一見魚がいないような流れだという。しかし、例え水深が30センチに満たない流れであろうと、ルアーを実際に通してみないことには答えは出ない。色々な流れに積極的に入って行けば、いずれはそういった「虹鱒川」を発見することもあるだろう。「虹鱒川」は既成概念から開放されたアングラーが到達する桃源郷のようなものかもしれない。ただし魚が釣れるのと引き換えにロケーションを犠牲にしなければならないのだが・・・。

by pioneerfield | 2005-10-25 00:39 | armchair troutist | Trackback | Comments(0)
2005年 10月 17日

オフシーズンに読む本

 秋の夜長にシーバス釣りにいそしむのは例年同じ流れなのだが、去年は渓流世界にどっぷりと浸かってしまったがために、シーズンオフに入ってからも余韻から抜け出せずに本など色々読んでいた。釣りに関するエッセイなどは探してみると意外にあるもので、特に渓流釣りの本は多かったために今年はシーズンに入ってからも読んでたような気がする。と、いうわけで別にAmazonのまわし者ではないが、個人的に読んでいて面白かった本をライフログとして載せようかなどという考えに至ってしまった。この先渓流解禁までは管釣り釣行記あり、去年の釣行記ありといった感じで色々更新していこうと考えております。

by pioneerfield | 2005-10-17 19:26 | armchair troutist | Trackback | Comments(0)
2005年 10月 13日

若干リニューアルしました。

といってもスキン変更と細部をちょこちょこっと変えただけ。
内容は別に何も変わっていないのであしからず。
あと今まで何故かコメント禁止になっていたのが全てのユーザーのコメントOKになりました。

by pioneerfield | 2005-10-13 12:17 | armchair troutist | Trackback | Comments(0)