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2009年 03月 27日

花冷え

桜の花も咲き始めたと言うのに寒気が来て、朝晩はぐっと冷え込んだ。本流のヤマメは表層から姿を消し、底の方で操るミノーしか追わない朝だった。

乏しい釣果のまま、支流へと足を向ける。そろそろ陽も当たり始め、日当たりが良く比較的浅いこの支流なら水温時の上昇も見込めそうだ。足を差し入れた流れはまだ冷たく、魚の反応も鈍そうだった。

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小さな沢の堰堤下で25センチぐらいのイワナを手にした。イワナには格好の水温だが、ヤマメにはまだ少し低いのかもしれない。しかしそうしているうちに上流に行けば行くほどヤマメの反応も濃厚になってきた。ようやく若干流れが緩くなっているヒラキに魚が出てきたらしい。

とは言ってもレンジを下げられるアレキサンドラ50ヘビーをラインには結んでいる。フラッシングが強いミノーなので、ボトムにいる魚にも強烈にアピールするのだ。これが大当たりで、丁度活性が上がり始めたヤマメたちの銀色の閃きがまだ冷たい水中に何度も見え隠れした。

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支流での最大魚。とは言っても8寸弱というところだが・・・


この支流のこの区間で手にしたヤマメは軽く10尾は超えていた。途中で先週も声を掛けられた漁協の監視員の方とも話をしたのだが、この区間は晩春に田圃に水を引き渇水するためあまり人が訪れないらしい。自分は好きな区間で、とにかくシーズン終盤には良いサイズのヤマメを手に出来る貴重な場所だ。

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本流での釣果。これも8寸というところだ。まだまだ本流には魚がいる時期だ。


さて、そろそろ本流の様子も気になる。時刻は午後2時になろうとしている。入れてあと2箇所ほどだ。魚はシャローに出てきているに違いない。と、最初にキャストしたヒラキで早くも水面が割れた。フッキングはしなかったが、今度は角度を変えてダウンで流す。するとティップが押さえ込まれた。ヤマメだ。サイズは24センチほどだが、嬉しい一尾だ。その後それより上流で2尾ほどキャッチし、場所を移動。

最後の夕方に訪れた場所でもバラシはしたが何とかヤマメをキャッチすることができた。サイズ的にはちょっと・・・と言う感じだが、やはり自分にとってヤマメが釣れるとは嬉しいもの。今回の釣行では数が出たので満足だった。


Tackle
本流
Rod:サーフェイストゥイッチャーボロンSTS-701MN-Si
Reel:トーナメントエアリティ2506
Line:アヴァニシーバスMAXパワー0.8号
Lure:デンス50US、アレキサンドラ50ヘビー

支流
Rod:ジェイドミラーJCGS-56L
Reel:イグジスト2004
Line:シルバースレッドアイキャッチPE0.6号
Lure:アレキサンドラ50ヘビー

by pioneerfield | 2009-03-27 23:26 | travel sketch | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 21日

Spring Trip -day2

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朝に釣ったヤマメは20センチそこそこだった。この日の釣果からすればサイズに文句は言えない。


富士吉田の道の駅で車中泊をしていたところ、夜中に気温が一気に下がり、夜明け前に目を覚ました。朝一に本流に入ろうと、都留まで車を走らせて明るくなり始めた頃に釣場へと入る。昨日の夕方に反応が良かった場所で、朝一のプレッシャーが掛かっていない時間帯を攻める。

ところが、昨日はあれだけ反応が良かった場所からは一度のチェイスも見られなかった。水温が下がったせいだろうか。とにかく1投目で反応がなければあとは簡単にチェックして次へ行くべきだ。

上流でようやくヤマメをキャッチ。サイズとしてはそれほどのものでもない。20センチ程度といったところだ。この時期の本流ではこれが標準的なサイズである。

さて、本流の水温が上がり始めるのは午後になってからのようだ。それならば支流の方もチェックしてみよう、ということでよく行く支流のよく行く区間に入った。ここは昨年の春に良いイワナをキャッチした場所だ。「さすがにまた釣れるという事はないよな」などと思いながらミノーをブロックの際に流していると、黒い影がミノーを襲った。

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魚はブロックの下に潜り込む。岸際のアシに絡まりながらも足元まで寄せてネットで掬うと、尺イワナだった。またしてもだ。浅場で写真を撮ってリリースしていると、漁協の監視員の方に声を掛けられ、しばし話を聞く。どうやらこの区間は毎月放流されているらしく、どうりで魚が多いわけだ。そういえば去年の9月にはいかにも放流魚と分かる魚が多かった。

さて、午後になって本流の水温も上がり始めたであろう時間帯に下流へと移動し、瀬のポイントへ入ることにした。ここから次のポイントまでヤマメが連発し、10匹以上もキャッチをした。・・・ということにはならない。いや、バイトはそれぐらいあったのだが、ことごとくバラしてしまったのである。昨日の朝にトレブルフックに変えてからそのままの状態だったのだが、ここではバレてしまう。魚のコンディションに合わせてフックをチェンジするしかないのだろうか。

ということで2日間のショートトリップは最後にまたしても課題を残して終了した。次回もこの課題に取り組むべきだが・・・。


Tackle
本流
Rod:サーフェイストゥイッチャーボロンSTS-68Si
Reel:トーナメントエアリティ2506
Line:アヴァニシーバスMAXパワー0.8号
Lure:Dダイレクト、Dコンタクト50、デンス50US

支流
Rod:ジェイドミラーJCGS-56L
Reel:イグジスト2004
Line:シルバースレッドアイキャッチPE0.6号
Lure:Dコンタクト

by pioneerfield | 2009-03-21 23:12 | travel sketch | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 20日

Spring Trip -day1

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泊まりの用意(といってもいつもの荷物に余分に1日分の着替えと寝袋を積んだだけだが)を持って桂川を訪れた。予報は雨だったが、ようやく春らしくなってきたし、レインウェアを着ればさほど厚着をしなくても良さそうだった。

朝に入った本流の水量は少なく、良い流れが出来ていなかった。最初の一尾として20センチそこそこのヤマメを手にし上流へ入ろうとすると、既に先行者の影が見えた。ならば、ということで多少入り辛くはあるが、誰も入っていない大釜からの流れ出しにミノーを通す。さっきからバイトはあるのだが、今日はなぜかシングルフックではフッキングしない。こういうコンディションの時は思い切ってトレブルに戻すべきだ。案の定、トレブルにしてからはバラシが減り、立て続けに3匹のヤマメを手にすることが出来た。サイズは最大で9寸といったところだが、どうもこのヤマメ、成魚放流らしい鰭をしていて少しばかりがっかりだった。

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ヤマメは20センチ前後が多い。成魚放流らしい魚の中に時々、冬を生き延びたらしい魚体が混じる。


連休の初日だし、そろそろ人も多くなってくるだろう。そう思って支流へと場所を変えた。前回来たときは気温が氷点下だったせいもあってシャローでの魚の反応は鈍かったのだが、今回はそんなことはなさそうだ。入渓点からイワナ、ニジマス、ヤマメが活発に追った。特にヤマメは綺麗な魚体が多いし、教科書に書いたように次々に追ってくる。至福の刻である。サイズには伸び悩むがこの時期の支流なので文句は言えない。

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ニジマスと言えども鰭が張った魚は美しく、そして力強い。暗がりで撮影するとこの色彩も映えるのだ。


しばらく進むと、ようやく本格的に雨が降り始めた。川はみるみるうちに濁り始め、まるでコンクリートを流したように真っ白になってしまった。上流の土砂の採掘場の影響だろう。そこを過ぎれば魚の反応は元に戻るかもしれない。

そう思っていた通りに、やはり魚の反応が良くなってきた。ヤマメのほかにニジマスや、果ては尺イワナまで混じった。

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早春の桂川と言えばこの魚。とにかくこの時期には尺を越えるイワナがよく掛かる。よく暴れるので写真を撮るのにも一苦労だ。


雨は上がり、また日が出てくる頃にこの川の下流に入った。ここでもヤマメの反応は良かったのだが、午前中とは異なり、何回も掛け、そして何回もバラすことになる。やはりフッキングの仕方を工夫したりと、色々試しているのだがどうもしっくりといかない。今日は時間が経つのが早い。日も傾き始めてきた。しかし明日もあるので最後に本流に入るとしよう。

最後に入った本流ではやはりヤマメの反応に恵まれた。が、ここでもフッキングしない魚が多く、ようやくキャッチしたヤマメも20センチ足らずと、不甲斐ない結果に終わってしまったのだった。

by pioneerfield | 2009-03-20 23:05 | travel sketch | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 15日

境界の西

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金曜の夜に春の嵐が来て、そして一瞬で去っていった。が、雨は土曜の昼過ぎまで続いて、川を泥流と変えるに違いなかった。部屋でバルサを貼り合わせて3つほどの小さなミノーの原型を作り出そうとしているところにI君からの電話が鳴った。

「今日行ってるんですか?」
「いやいや、今日はさすがに駄目だろ。明日行くよ。」
と告げると、I君の方も明日は休なので行くらしい。1台の車で行くことも考えたが、今回はそれぞれが思い思いのポイントに入ろう、ということで、別々に出ることにした。とは言っても晩飯ぐらいは一緒に取って釣果を報告し合おうというところである。

3月15日は桂川の大月よりも西、都留から富士吉田までの都留漁協の解禁日である。とにかくこの区間は魚の数が多いのが特徴で、解禁日には多くの人が入るのは必至だった。そう思って今回はなるべく人の入らなそうな区間に入って静かに釣りたいと思った。

いつもよりも少し早めに家を出、辺りが薄明るくなる頃、とある支流に着いた。川の水は若干の濁りはあるが、かえってそれが良さそうだったが、冷たい空気が入り込んだのか、気温は氷点下で水溜りには氷が張っていた。

水温計が4度を示していたが、そんな中でも食い気のある魚を求めて釣り上がる。昨年良いアマゴを釣った淵を越え、その先の緩い流れで小さなヤマメのチェイスに翻弄されて目指したのはある流入河川の堰堤だった。

ここは数年前の禁漁間近に裕に尺を越えるヤマメを手にした場所でもある。慎重に近づきながらデンス50USを落込みの下に投げ入れてトゥイッチを掛ける。と、水底から魚の影がヌッと現れた。40センチ近い。

何度もチェイスがあるが、何投目かでミノーを根掛かりさせてしまい、切る羽目になった。これで終わったかもしれない。そう思いながらも同じデンスを結んで懲りずにキャストするが、今度はチェイスもしなくなった。半ば諦め気分で、駄目元でルアーを水底近くまで沈めてトゥイッチを掛け始めると、突然ドスンとロッドティップが持っていかれた。

緩めに設定していたドラグが唸る。足元のゴミの下に入られながらも何とか魚を誘導し、水面まで上げようと試みる。ジェイドミラーがバットから綺麗なベンディングカーブを描く。ニジマスか?いや、ニジマスではない。イワナだ。

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細い支流でもこれだけの魚が出る。これぞ桂川、というべきイワナだ。


ランディングネットの枠よりも長い魚体を掬う。鼻が尖った雄のイワナだった。浅い場所で写真を撮り、サイズを測ると37センチ。自己最大のイワナである。

幸先の良いスタートを切った後はヤマメ狙いで中流域へ入った。20センチ前後のヤマメを数匹キャッチしたのは良いが、アクセスの良い場所だけに人は多く、移動を余儀なくされる。その後入った下流でも魚の姿は見えず、誰もが攻めるのを躊躇う岸ぎりぎりの緩い流れから23センチほどのパーマークのくっきりとしたヤマメをキャッチしただけだった。

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昼ごろになり、そろそろ濁りが取れてきたであろう本流筋へと入ることにした。この場所は下流の桂川漁協の区間だけあって、先週までは混み合っていただろうが、上流の解禁日である今日は誰も入っていなかった。笹濁りの流れの中、表層をDコンタクトで流していると、ヤマメの反応がすぐにあった。何度かバイトはあるもののフッキングまでに至らず、ようやくフッキングしたヤマメも20センチそこそこだった。一度だけデカい魚がユラリと水面までミノーを追って出てきたのだが、その後は追いもしなかった。

午後もいくつか本流筋を回ると、あっという間に夕方が近くなってきた。日曜なので明日に備えて早めに上がることも考えたが、最後に1箇所だけ行ってみることにした。

そこは昨年同じような時期に訪れた場所だが、草木が茂る時期になると入渓できなくなるため、この時期にしか入ることができない。と言ってもこの時期ですら入るには少々藪こぎしなければならない。別に昨年も良い思いをしているわけでもないのだが、どうも気になって行ってみる事にした。

ようやく川岸まで辿り着き、第1投目でヤマメが食った。サイズは20センチそこそこではあるが、期待が持てそうだ。その後もコンスタントにヤマメをキャッチしていき、この場所で5,6匹は釣っただろうか。サイズには不満はあるものの、満足のいく釣果で終えることができた。

シングルフックに交換した効果かどうか分からないが、とにかくヤマメのキャッチ率は前回よりも上がったのは特筆すべきだ。車に戻る途中でI君に電話をすると、彼も丁度釣りを終えるところだったので、近くの温泉で落ち合って今日の釣りを報告し合った。

久しぶりに歩いた釣りだった。温泉から上がると足がだるく、しかし心地の良い疲労感だった。これで桂川の全域が解禁した。ようやく本格的な渓流のシーズンが始まった気がした。


d0000101_04532100.jpgTackle
本流
Rod:サーフェイストゥイッチャーボロンSTS-68Si
Reel:トーナメントエアリティ2506
Line:アヴァニシーバスMAXパワー0.8号
Lure:Dダイレクト、Dコンタクト50、デンス50US

Rod:サーフェイストゥイッチャーボロンSTS-77Si
Reel:イグジスト2506
Line:アヴァニシーバス0.8号
Lure:Dコンタクト50、デンス50US

支流
Rod:ジェイドミラーJCGS-56L
Reel:イグジスト2004
Line:シルバースレッドアイキャッチPE0.6号
Lure:バフェットSD43、Dコンタクト、ノール・ポワン50S

by pioneerfield | 2009-03-15 23:50 | travel sketch | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 14日

フック研究 (1)シングルフック編

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前回の釣行で、あまりにヤマメのバラシが多いので、トレブルフックからシングルフックに変えたところ、バラシが減った(と思う)。そこで、次回からはシングルフックをメインで使ってみようということになったわけだ。これまではカルディバのシングルフックを使うことはあったのだが、どうせ真面目に使うのなら、と、色々と物色した結果、ヴァンフックからプラグエキスパートなるフックが出ていたので一通りサイズを揃えた。

このフック、カルティバよりもシャンクが短く、ゲイプが広いので、5センチ精度のミノーに#7を付けてもフック同士が絡まない。軸も太軸なのでパワーがダイレクトにフックに伝わるPEラインを使用したときでも伸びる心配が減りそうだ。

これはあくまでも推測だが、ヤマメがバレやすいのは口が柔らかいからでもローリングするからでもなくて、他のトラウトよりも高スピードでミノーを追うためにトレブルフックのうちの1本が中途半端な状態で掛かってしまうからではないか。つまりフックが口の中に収まる前にどこかに掛かってしまうわけだ。

シングルフックは2次元形状なので魚の口に入りやすく、しかも同サイズのトレブルよりもゲイプが広いので掛かればバレにくいと思う。トレブルはポイント数が3倍なので、フッキングはしやすいが、前記の理由でバレ易い。要は掛かりやすさを取るか、掛かってからのバレにくさを取るか、というところだろうか。

で、いざフックを換える時に重要なのは「バランス」だ。単純にトレブルと同じサイズのシングルをセットすると間違いなく失敗する。ウェイトが全然違うからミノーが泳ぎにくくなったり、泳層が変わったりするのである。そこで渓流~本流で多用するフックのウェイトを計測してみた。フロントとリアが絡まない範囲で、なるべく同ウェイトのフックに交換するのがベストだが、できれば大きめの方が掛かりは良いはずだ。

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これでシングルをテストしてみてそれでもバラシが減らないようだったら、もうフッキングの仕方を変えるか、ロッドを変えるかラインをナイロンに戻すかだな。

by pioneerfield | 2009-03-14 17:03 | ST WORKS | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 07日

濁りの本流攻略

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今シーズン第2回目の釣行は、釣友I君と休みが合ったので、久しぶりに一緒に行こうか、ということになった。彼との釣行は昨年の那珂川以来であり、車中では昔の釣行の話から釣りに関わらず近況に至るまでの話題で盛り上がった。

さて、準備を終えて朝一に入ろうと思っている場所を橋の上から除いてみたところ、昨日降った雨の影響で水位は増し、濁りが入っていた。これには二人して戸惑った。しかし実際に釣りをして見なければ何ともいえないので、とりあえずは川面へと降りていった。

濁りの入り具合は泥濁り、というわけではなく、水深1mぐらいまではかろうじて底が見える状態なので、これであれば魚も口を使うだろう。しかし丁寧にルアーを流さなければ、魚がルアーを認識しないか、追ってきても食わせるまでに至らない。

濁流と化した重厚な流れの底をヘビーシンキングミノーで探っていくが、魚からの反応は一向にない。ところがふと水面を見るとヤマメのライズらしき反応が出ていてた。そうしているうちに後から来たI君が掛けた。ランディングネットに収められたのは26センチの良型のヤマメ。彼が使用していたのはヘビーシンキングミノーと言えども中層より少し上の層を探っていたので、もしかすると今日は魚は表層近くを意識しているのかもしれない。

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瀬でヒットしたヤマメ。濁りが収まりかけてきたので活性が上がってきたようだった。


場所を変えて少し流速のあるプールを狙いに行く途中、流れの若干緩い瀬で20センチ強のヤマメがヒットした。さっき水温を計ったときは7度あったので、雨による水温低下はないと思っていたが意外にも早い時間から瀬で反応が出た。その後攻めたプールでもディープよりも水面より多少下のレンジでのバイトが多発した。残念ながら、というかいつもの通りバラシばかりだったのだが、ようやく今日の攻略のヒントを得たようだ。

昼ごろに先週行った支流で今期主に使おうと思っているロッドの調子を見てから、本流の各ポイントを転々とし、夕方近くに瀬の連続する場所に移動した。この場所は解禁直後、水温が上昇する午後の時間帯にヤマメの反応が出始める。しかしどうしてか自分とこの場所とは良型を掛けるもバラしたりと相性は悪かった。

今度こそ、という意気込みでダウンクロスでミノーを流す。案の定ヤマメの反応は良く、何回かヒットするのだが、3回ヒットさせて3バラシとなってしまう。こうなればフックのセッティングを変えてみよう。トレブルからシングルフックに交換して流していくと、待望のバイトが。今度はガッチリとフッキングしており無事にランディングできた。サイズは20センチ足らずといったところだが、相性の悪いこの場所での一尾は貴重。

d0000101_2394449.jpg続いて流していくと、ティップがゴゴっと持っていかれた。サイズはそこそこ良さそうだ。ヤマメなら尺は超えているかもしれない。そう思った瞬間、魚は空中に2回もの跳躍を見せた。これで魚種は分かった。ニジマスである。ニジマスと言えども貴重な一尾なので丁寧に寄せてランディングし、I君にお願いして写真を撮ってもらった。魚種と魚のコンディションには不満はあるがまあ良しとしよう。移動している時間もなさそうなので、ここで今日の釣りは終了。

最近、サーフェイストゥイチャー+PEラインの組み合わせでバラシが多発しているのだが、今回はフックをシングルに変えたところ、バラさずにランディングすることが出来た。とりあえず次回は基本的にシングルフックを使ってみようと思う。これでまだバラすようならまた考え直さなければならないが・・・


Tackle
本流
Rod:サーフェイストゥイッチャーボロンSTS-68Si
Reel:トーナメントエアリティ2506
Line:アヴァニシーバスMAXパワー0.8号
Lure:Dダイレクト、Dコンタクト50、デンス50US
支流
Rod:ジェイドミラーJCGS-56L
Reel:イグジスト2004
Line:シルバースレッドアイキャッチPE0.6号
Lure:バフェットSD43

by pioneerfield | 2009-03-07 23:07 | travel sketch | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 01日

早春の渓、ヤマメの川

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梅の花が咲き始めるといよいよ渓流のシーズンが始まる。今年は3月1日が日曜ということもあって、込み合うのは容易に予想できる。だから、精神的にも時間的にも余裕を持って出掛けた方が良い。

そうは思っていたのだが、やはり少し早めに出て、道路が空いていたせいもあって結局は夜が明け始める頃に到着してしまった。場所は桂川である。

桂川を選んだのは、自身のホームグランドでもあり、この時期でも水温が高めなので早期からミノーイングで充分魚が釣れるのが理由だ。天気の良い日は解禁当初と言えども瀬でヒットしたりするのがこの川の良いところだ。

さて、まずはじめに向かったのは川までのアプローチが少々面倒なポイント。崖を下っていかなければならないせいもあり、今まで先行者に会ったことがない場所だけに解禁日でも人が少ないだろうと予想したのだ。

とは言え解禁日なのだ。一人や二人は先に入っているに違いない。そう思って車を駐車スペースに停めて川を見下ろしてみると・・・・誰もいなかった。これは幸運としか言いようがない。準備を終えることには周囲も明るくなり、いよいよスタートする。

久しぶりでおぼつかない足取りで慎重に崖を下り、まずは本流へのアプローチの途中にある細沢の上流のプールからチェック。ディープ狙いのDダイレクトを底付近でトゥイッチ。すると早速水中からミノーの色とは違う銀色の閃きが見えた。どうやらヤマメのようだ。
続けてキャストを続けると魚の反転とともに手元に感覚が伝わった。が、残念なことに手前まで寄せてバラしてしまった。サイズは20センチほどだが魚の反応があったことは幸先が良いと言えるだろうか。

とりあえずこの細沢には見切りをつけて本流へ降りていく。目の前には見慣れた瀬、淵の風景が広がっている。これまでに何度ここを訪れただろうか。まずはキャストを始める前に水温を計ってみると6度。若干低めだがミノーを追ってこれるだろう。とにかくこの水温なので水深のあるプールを中心に攻めていこう。

ミノーのレンジは若干深めにするためディープダイバーを中心にローテーションしていく。と言ってもDダイレクトとバフェットDS55を交換しているだけなのだが・・・。何度かチェイスはあり、ヒットに持ち込める魚もいるが、バラしてしまう。最近、ラインをPEにしてタックルバランスが悪いのかどうか分からないが、とにかくヤマメはよくバレる。

下流に下りながらプールを攻めていくと、何回かチェイスの後にようやく食わせることができた。慎重にやり取りしながらネットイン。サイズは20センチそこそこだが、こうして魚をキャッチすると、朝から張り詰めた神経が落ち着き、ほっとする。そして今年の渓流シーズンもいよいよ始まったという気になってくる。

その後も下流のプールを攻めたが、魚の反応はなかった。どうやら入渓点付近のプールに溜まっているようだった。そのため、一度入渓点まで戻って付近のちょっとしたプールを流すと、ここでヒット。25センチに欠けるほどだが下流の反応のなさに比べれば全然良い。

こうなればこの上のプールにも溜まっているのではないか?そう思って丁寧に探っていくと、やはりチェイスがある。しかし何度も追ってくるのだが食わせられない。水深があるのでディープダイバーを使うのだが、反応が鈍くなってきた。そこでルアーチェンジ。昨シーズンの終わりからスーパーシンキング系のミノーを多用するようになってきて、今回のボックスにもさまざまなスーパーシンキング系ミノーを入れているのだが、その中でも最重量級のデンス50USを投入。流心を切ったところでトゥイッチすると、さっきは全く反応のなかった魚たちが反応を示した。

水底から2匹の魚がミノーをチェイスしてくる。一匹は小さいがもう一匹は良型だ。手元でミノーを操作し、さらに細かいトゥイッチを加える。小型が食うか?!いや、良型の方もまだ追っている。そして遂に良型が食った!バラさないように慎重にネットへと誘導するが、ネットになかなか誘導できない。時間をかけるとフックアウトしそうなので、そのまま岸へ抜き上げた。

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レンジを下げた攻略法が効を奏した。28.5センチの良型ヤマメ。


尺はないだろうがなかなかのサイズだ。計測すると28.5センチ。解禁日からいいヤマメが出たので、とりあえず本流は満足した。

さて、今日のプログラムの一つとして、オフシーズンに作っていたロッドの試投もしたかった。ということでまたしても先行者がいなそうなマイナーな支流へ。今回作っていたロッドは、クラブカスケットのトラディションTR5UL。このロッド前に1本作っており、バフェットSD43あたりとの相性が抜群に良い上に、一尾の魚とのやり取りを愉しめるロッドとして出番が多かったのだが、現行のガイド設定では少しモタつく感じが苦手だった。そこで今回はガイド数を減らして小口径にすることでシャープさを出してみた。案の定、使ってみるとキャスト、トゥイッチなどの操作がし易くなり、満足のいく出来になった。

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支流で釣れてくるのは20センチに満たないサイズばかりだった。ちなみにここのヤマメは体側の赤が強く出ているのが特徴。


ところでこの川、ヤマメの魚影は濃いのだが、いかんせんサイズが小さく、盛り上がりに欠けたのだが、まあ今回はトラディションの試投ということで、一区間釣りあがって川から上がった。時間も丁度3時になったので、今日はこのあたりで帰るとしよう。

さて、今年も川へ通うシーズンが始まった。これから禁漁までどんな魚と出会えることが出来るのか、楽しみである。

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今回は花梨瘤白のシート、グリップエンドの拘り仕様。極上の愉しみ竿に仕上がっている。

Tackle
本流
Rod:サーフェイストゥイッチャーボロンSTS-68Si
Reel:トーナメントエアリティ2506
Line:アヴァニシーバスMAXパワー0.8号
Lure:Dダイレクト、バフェットSD55、デンス50US
支流
Rod:トラディションTR-55UL ST ver.2
Reel:イグジスト2004
Line:シルバースレッドアイキャッチPE0.6号
Lure:デンス37S、バフェットSD43

by pioneerfield | 2009-03-01 22:06 | travel sketch | Trackback | Comments(0)