<   2010年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧


2010年 04月 24日

濁る川

雨がアマゴの活性を高めるのはいいが、ゴールデンウィークを目前として今週末も相変わらず気温が低かった。先週のように雪が降るほどではなかったが、厚めのアンダーウェアに薄めのフリースとウェーディングジャケットを着るほどの気温では、夜中から出て朝マズメに川に入る気もしない。だから先週と同様、既に明るくなり始めてから家を出た。

支流の濁りはまだ取れてはおらず、白く濁っている。しかし釣りができないほどの濁りではない。その証拠に入ってから第一投目に早速アマゴのバイトがあったけれど、バレてしまった。

d0000101_2094952.jpg


瀬というよりも流れが緩い淵から魚の反応は良く出たけれど、追うだけ追ってミノーを咥える寸前でUターンしてしまう。ダウンでじっくりと見せた方が良さそうだが、この規模の支流では釣りあがった方が釣りがしやすいのでアップストリームを続行した。濁りがまだきついのか、魚がミノーを認識しにくいので、何度も通してようやく反応することが多かった。

ようやく数匹をキャッチしたところで、川から上がって別の支流へ行こうと考えたけれど、濁りが取れ始めてきて、アマゴの反応が良くなってきたので、正午を過ぎる頃まで釣り上がった。予想したとおりアマゴの活性は高く、短い範囲で数匹追加をしてからこの支流から上がった。

d0000101_2010476.jpg


少し広めの支流の下流域を狙う。ロッドを変えようかとも思ったが、そのまま5.1フィートでダウンの釣りをやってみる。ひょっとしたら本流から戻りアマゴが遡上してくるかもしれない。少し時期は早いが、伊豆の川は水温が高いし、期待が高まる。その期待通り、ダウンで流していたミノーに強烈なバイトが!

カーディナルのドラグがジリジリと出て行く。岩にラインを擦られながら何とか魚を浮かし、裕に尺を越え、銀色の魚体を慎重に寄せる。

そうしてランディングネットに治まったのは、良型の・・・・・・ウグイだった。

色からしてサツキマスだと思ったのだが、やはりそう簡単には辿り着けない。どうもこのエリアはこの間のニゴイといい、紛らわしい魚が多いのだ。

気を取り直して上流の淵を攻めていると、ようやくアマゴがヒットして、リズムを取り戻した。
ところどころでアユの魚影が見られる。アユのシーズンが始まる頃には、このエリアではルアーは禁漁となってしまい、上流でしか釣りができなくなってしまう。

雨で水位が上がり、流れも速くなった深瀬を通すが反応はない。が、手前の流れが緩くなった岩周りで魚が反転したように思えた。すかさずもう一投して探りを入れると、今度はフックアップした。結構手前で食ったので、そのまま抜き上げたのだが、よく見るとなかなかの良型だ。

d0000101_2010268.jpg


28.5センチ。尺には届かないけれど、今回の最大魚だ。この間支流で手にした放流魚の尺アマゴに比べて、長さは短いが鰭もしっかりとしていて良いアマゴだ。こういう魚が釣れるなら支流の下流域や本流も良さそうだな。支流の釣りも今後も勿論やるけれど、本流も朝一ぐらいはやってみてもいいかもしれない。

d0000101_20104110.jpg




d0000101_2010517.jpg




Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC-510ULX
Reel:カーディナル3
Line:スーパートラウトアドバンスダブルクロス0.8号+リーダー1.5号
Lure:蝦夷1stタイプⅡ、デンス50US

by pioneerfield | 2010-04-24 23:12 | travel sketch | Trackback | Comments(3)
2010年 04月 19日

シングリスト

d0000101_124026.jpg
アップストリームで釣りあがるときに使うミノーについているフックを、僕は最近トレブルフックからシングルフックに付け替えた。

シングルフックのメリット、デメリットは色々あるだろうけど、デメリットはやっぱりフッキングしないことだ。
特にヤマメやアマゴはバイトのスピードが速いし、イワナのように、のそっと近づいてガブっと噛むわけではないので、
単純にフックポイントが1/3になればフッキングの率も下がるというわけだ。

逆にメリットは?と考えると、まずは魚を傷つけにくいことが上げられるのだろうけど、
僕はそれよりもブッシュへの引っかかりにくさでシングルを選ぶ。

釣りあがっていく僕の目の前にオーバーハングした枝の下にヤマメが着きそうなヒラキが現れる。
そのときミノーをオーバーハングと水面の隙間を狙って迷わずキャストできるか?と聞かれれば、
もしトレブルを使っていたらキャストが未熟な僕は、間違いなくためらってしまうと思う。

キャストの精度を上げるのであれば、いつまでも手前に落としていては上達は無い。
ためらわずに思い切ったキャストをするために、精神的にも僕はシングルを選ぶ。

実戦で場数を踏むのが一番だとは思うんですがねー。
昨日も引っ掛けてばっかりでした。

by pioneerfield | 2010-04-19 01:24 | armchair troutist | Trackback | Comments(0)
2010年 04月 17日

様子見

僕に限らず、おそらく全国の釣り人の大半は、この4月も半ばだというのに異常な寒さにまいっていたに違いない。北風は強いし雨は降っているし、釣りに行くのもどうしようか考えてしまうほどの寒さだった。

しかし、なんだかんだで朝5時にきっちり目が覚めて、外の様子を見て雨がまだ止んでいなくても、とりあえずは川の様子を見に行こうと思ってしなうのがこれまた釣人の性である(ちなみに僕の場合、様子見に行くだけでも3時間は掛かる)。

いつもよりはだいぶ遅い出発だが、釣人も少ないだろうし、この雨では朝一もあまり期待できないので余裕の気分で東名高速を西へ走る。修善寺に到着する頃には雨もほぼ止んでいたのだが・・・・向こうに見える山がうっすらと雪を被っていたのは正直驚いた。

本流は濁りが入っているが、釣りにならないほどではなさそうだ。まずは前回夕方に調子が良かった支流へ足を踏み入れ、釣りを開始するのだが、水温が下がったせいなのか、瀬では反応しないようだ。ところどころの堰堤下の水深のある場所からはわずかながら反応はあるものの、なかなかミノーを食うまでには至らない。

水温の低下に加えて、もしかしたら先週、釣人が入って魚が抜かれてしまったのかもしれない。こういうときは目立たない二級ポイントを丹念に攻めれば、魚が残っている可能性が高い。案の定、支流の支流でようやく1尾目を手にした。

ある堰堤下でようやく魚が活発にミノーを追ってきた。アマゴに混じって、サイズの良さそうな魚もチェイスしてきて、何度かミノーを替えながら通すと、ようやく食った。細長いので「あれ?」と思ったが、やはりどこからどう見てもイワナだった。伊豆にはいないはずのイワナ。しかも尺近い。

d0000101_1515182.jpg

伊豆にはいないはずだが・・・。放流魚のようでもあるが、鰭はしっかりしていた。



このままこの支流にこだわっていても仕方ないので、移動することにした。次の支流を探して、入ってみると、この支流は濁りが入っている。やはり魚の反応は瀬からは全くなく代わりに流れのゆるいプールからアマゴがよく追ってきた。ようやくまともなサイズのアマゴをキャッチ。8寸程度だが、幅広で鱗にも傷がなく、小さいながらもカッコいい魚だった。

d0000101_152890.jpg

サイズは8寸程度だったが、幅広で綺麗な魚だった。



本当は瀬で釣りたかったのだが、反応は皆無だった。次に入った支流でも渓相は良さそうだが、反応はいまいち。オーバーハングの下とか、結構いい場所に投げられてるんだけどな・・・・キャストは決まっても肝心の魚がいない、という状況だったのが少し残念。まあ様子見程度の気分で来て、釣れたから良しとするか。

d0000101_1522260.jpg

桜の花はもう散っていた。それなのにこの寒さはなんだろう?


Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC-510ULX
Reel:カーディナル3
Line:スーパートラウトアドバンスダブルクロス0.8号+リーダー1.5号
Lure:蝦夷1stタイプⅡ、デンス50US

by pioneerfield | 2010-04-17 23:11 | travel sketch | Trackback | Comments(0)
2010年 04月 03日

アップストリーム再加熱

d0000101_20543742.jpg

とある支流、とある場所。桜が満開だった。この時期の釣りは格別だ。



もし、今シーズンはあと1回しか釣りができないとしたら、僕は迷わず支流で一日を過ごすだろう。通常ならこの時期はどちらかというと本流をメインに釣っているのだが、今年は支流の釣りが面白くて、もはやアップストリームの釣りしかやらない勢いである。

アップストリームは奥が深い。いや、別に本流のダウンの釣りが奥が浅いと言っているわけではなく、同じようなタックルを使って同じ装備であっても、その釣りは別ものだと思う。

そもそも、ルアーの性能云々よりはまずは己のキャスティング技術が第一というところがいい。キャスティングの技術がそのまま釣果に直結する釣りだ。僕は狙ったポイントに10投中10投入れる技術なんて持ち合わせていないが、たまたまオーバーハングの奥に滑り込ませられたミノーの後ろに良いサイズのヤマメがついて来たら、これはもう自分の技術で出しだ魚だと思ってしまう。

d0000101_214153.jpg

ヤマメもアマゴも20センチぐらいの時が一番パーマークが濃いようだ。たまにはこういうアップもいいんじゃないだろうか。



だから今回の狩野川での釣りも一日を支流で過ごした。いつものように本流用のタックルも持って行ってはいたが、結局出さなかった。先々週に咲き始めだった桜がもう満開になっていて、釣り上がる途中でも河畔の木々が艶やかで、時折ウグイスが鳴いていた。

寝不足だった上に暖かかったのでとにかく眠かった。前回良かった支流にもう一度入ってみたものの、打って変わってさっぱりだった。何日か前に既に人が入ったような感じで、魚の姿を見るためにはブッシュの奥など攻めにくい場所にミノーを入れたり、分流の二級ポイントを攻めたりと工夫が必要だった。

夕方まではたいした魚も釣れず、20センチ程度のアマゴがときどき相手をしてくれただけだった。日が暮れ始めて、入れる支流もあと1箇所となったので、新規ポイントの開拓は置いておいて以前行ったことのある川へと入った。

d0000101_2111887.jpg

普段、アマゴを上から撮ることは少ないのだが、こっちの方が動きのあるシーンが撮れる(?)



この支流には人は入っていなかったのだろう。今日これまでの釣りとは反対的によくアマゴが追ってきた。25,6センチの今度は放流魚ではなさそうなアマゴもキャッチした。

肝心のキャストはというと、前回よりはまあ出来てきたと思う。先週は車が使えず釣りに行けなかったので、庭でキャストの練習をしていたときに色々なフォームを試したのが良かったのかもしれない。あとはミノーの流し方なのだが・・・・これが正直まだよく分からない。魚が反応するのは、決まって手元までミノーが帰ってくるまでの時間が長いリトリーブができた時なのだが、どうすれば毎回こんなリトリーブが出来るのかが謎だ。

課題は増えた。まだまだ乗り越えて行かなければならない壁が多い。ちなみに狩野川の支流も乗り越えて行かなければならない堰堤が多いのは一緒だな。


Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC-510ULX
Reel:カーディナル3
Line:スーパートラウトアドバンスダブルクロス0.8号+リーダー1.5号
Lure:蝦夷1stタイプⅡ

by pioneerfield | 2010-04-03 23:54 | travel sketch | Trackback | Comments(2)