都留漁協管区の解禁は来週だが、各社からこの春発売された新作ルアーのテストをどこかでやっておきたい。まず白羽の矢が立ったのは既に解禁を迎えている道志川だった。が、朝方に道志川に着いてみるとどうも釣れなそうなイメージ。急遽山を一つ越えて都留を通り過ぎ、大月の桂川漁協管区に辿りついてしまった。
早速入漁券を購入し、支流攻めを実行するが、チェイスすら見えないうちに一時間が過ぎようとしていた。そのとき、吉祥寺某プロショップのW師からメールが。
「大月周辺の本流に入川、いきなり37cmの岩魚ゲット!」
え、来てるんですか・・・。
その後、支流では反応がないまま、本流に入ってみることに。この辺りは未だ来たことがないので、とりあえず色々と見て回るがどこも反応がない。水温が低そうな時期ということでにプールなどを攻めたりしてはいるのだが、如何せん魚の姿が見えない。ところが念のため水温を計ってみると思いがけない数値が!
10℃。
うーむ、この水温なら瀬でもヒットしてくるかもしれない。そう考えて良さそうなポイントを探しに走る途中、W師が朝方ヒットさせたポイントに寄ってみると、良さげな流れが眼前に広がっていた。
攻め始めるとわずか3投目にヤマメがヒット。やはり水温が高いためか瀬の中でヒットしてくるようだ。ショートリップのミノーでも追ってくるのでかなりの高活性と言える。瀬を中心に攻めて行き、ニジマス1尾にヤマメを7尾で終了となった。
今回の総括だが、比較的サイズの大きな魚は瀬に付いており、表層でヒットした。流れがある深場でもヤマメはヒットしてきたが、ショートリップよりロングリップのミノーの中層トゥイッチでヒットしてきていた。ただし瀬に付いた魚よりサイズが落ちるような気がする。低水温によるスローな釣りを強いられるかと思ったが、意外にもアグレッシヴな魚が多いのには驚いた。
Tackle
Rod: ストリームトゥイッチャー TS-62UL(ufmウエダ)
Reel: セルテート1503カスタム(ダイワ)
Line: リバージR-18NL 4lbs(呉羽化学)
Lure: バフェットSD43,S55,SD55(タックルハウス)