昨日の夜は今シーズン活躍してくれたカーディナルをメンテナンスした。
パーツクリーナーで各部を洗浄、ギアにはグリスを、
シャフトとベアリングにはオイルを、
ドラグワッシャーにはドラググリスを、と、かなり念入りに行った。
カーディナルは不思議なリールだ。
国産の最新鋭機種と比べると、決して扱いやすいとは言えないけれど、
このリールで渓流を釣っていると、色々なことを語りかけてくる気がする。
ベールに絡まってしまうのは、完璧なフェザーリングをしろというメッセージだ。
ラインが撚れてキャストのたびに絡まるのは、そんな弱った部分は切って、下の新しい部分を使えという警告だ。
すぐにバックラッシュしてしまうのは、もっと糸フケを出さないキャストをしろ、という課題の提示だ。
カーディナルをトラブル無しに使いこなせるようになったら、渓流の釣りはもっと楽しくなるに違いない。
それまでいったい何年かかることやら・・・