朝方に降り出した雨は午後になる前に強まってきて、フロントガラスを強く叩きつけた。
濁りだした狩野川本流を後にした僕は、三島から峠を越えて芦ノ湖にたどり着いた。
天気予報を見て、こんなこともあろうかと湖のタックルを積んできていたのだ。
11時頃に芦ノ湖に到着し、遊魚券を購入して東岸へ。
前回は西岸を攻めたので、今回は東岸の比較的浅い場所でショアジギングを試してみる。
最初に入った場所で、1投目でジグをロストしてしまった。
場所によってはキャストの度に根掛りを繰り返してしまうところがあるので要注意だ。
細かく何回か場所を移動しながら探っていくが、反応は無い。
ここで大きく場所を移動し、秋のシーズンにも入ったことが無い場所でやってみることにする。
見たところ、なだらかにブレイクが沖まで続くポイントのようであり、
秋にブラウンをキャッチしたポイントが左手に見えている。
雨はさらに勢いを増してきて、風も出てきた。
沖へジグをフルキャストし、カウントダウンさせる。
20秒で着底し、強めのジャークを入れる。ボトムから3、4回ジャークしたところでロッドが絞り込まれた。
沖から寄せるには時間がかかる。
ようやく足下まで寄せ、ランディングネットに収まった魚はブラウンだった。
先週釣ったのは雌のブラウンだったが、今回は雄。
サイズは45センチ。なかなか良い魚だ。
こういう魚が秋まで残っていれば鰭を回復させてさらに精悍な鱒になるだろう。
そろそろ芦ノ湖の春のシーズンは終わりに近いので、秋のシーズンにまた期待したい。
Tackle
Rod:トラウトファイナリストTF-E74MHS
Reel:イグジストハイパーブランジーノカスタム
Line:ハイグレードPE0.8号+フロロリーダー2.5号
Lure:ジャックガウディ(DS)