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2015年 03月 01日

越冬アマゴを探す

重々しい雲が空を覆っていて、雨も降り出してきた。

今年も狩野川から釣りを始める。
今日は解禁日だしきっとどこも混んでいるだろうから、せかせかした釣りはせずにのんびりと支流を釣り上がることにした。

自作のミノーを一つずつチェックしながら速いテンポでアップストリームの釣りを続けていく。
解禁当初からミノーで速い釣りができるのが伊豆の川の特徴だが、この日の一尾目もトゥイッチしたミノーにアタックしてきた。

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成魚放流だけど、今年初のアマゴ。
この間完成したばかりのヘビーシンキングで早くもキャッチ。とりあえず魚が反応するミノーにはなったようだ。

今日は成魚放流の魚が多いだろうけど、越冬した綺麗なアマゴの姿を見たい。
上流に進むと釣り人の姿が見えたので、一旦この川から上がることにして、別の支流へ。

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小さな川だけど、鰭が綺麗な越冬個体が釣れた。
この川で釣れるアマゴはパーマークが丸くて、時折尾鰭の先端の朱色が鮮やかなものが居る。

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光の加減によって、うっすらと鱗に赤紫色が掛かっているのが分かる。
なかなかこの感じをミノーの塗装で表現できないんだよな・・・

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その後に入った支流では成魚放流の魚が多く、溜まっている場所からは数匹が連続してヒットしてきた。
しかし、やはりサイズの良い成魚放流のアマゴよりも、小さくてもパーマークが綺麗な越冬アマゴを手にした時の方が嬉しい。
再びさっきの川を下流から釣り上がることにした。
雨は強さを増して、川も濁り始めたが、それとともにアマゴの反応も良くなってきた。

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何度かチェイスは見られるけれど掛けられず、ようやく小堰堤下でヒット。
7寸ぐらいだったけれど、これも美しいアマゴ。

川の濁りが増してきて、底が見えなくなってきたので、川から上がって車に戻るとさらに雨が強くなってきた。
しばらくすると釣りができないほどの濁流になってきたので、少し早いが上がることにした。

自作したミノーは、いくつかは思ったよりも良い出来だったし、なかなか良い滑り出しだと思う。
今年は自作したミノー中心に楽しんでいきたい!


Tackle
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC510ULX
Reel:カーディナル3BP
Line:スーパートラウトアドバンスVEP5lbs
Lure:試作ST1(HS50mm)、ST3(S45mm)、STX(セパレート50mm)

by pioneerfield | 2015-03-01 23:55 | travel sketch


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