2016年 10月 01日

10月の川、充実の日。

10月。
行ける川は限られているが、僕にはどうしても行きたい川があった。

何年も前からお互いのブログを通じて交流のあった「尺越えをルアーで釣るべし!」のてぃも山さんとの釣行。
これまで、県外への釣行が多かった僕は、自分が住んでいる県内の河川にはあまり行ったことがなかった。けれど、自宅から短時間で行けるということもあり、以前から非常に興味があった。
てぃも山さんは狩野川にもよく釣行されているが、なかなかお会いできなかったので、10月になったこの機会に是非一緒に釣りがしたいと思い、直前にも関わらず連絡をさせて頂いたのだった。

朝5時にコンビニで待ち合わせ。
今年はブログを通じてやり取りがあった方と実際にお会いする機会が多いけれど、やはり最初は少し緊張する。
だが、同じ趣味を持っていて、これまでブログを通じてお互いの釣りを見てきているからか、すぐに打ち解けられた。
天気はあいにくの雨だが、この雨でも釣りが出来そうな川へ案内して頂いた。

最初の川は僕好みの渓相。魚が付きそうなポイントを1投、2投で手早く撃って行く。
時折、「ここはいかにも付いてそうなポイントですよね〜」などと会話をしながら釣り上がって行くと、僕に待望の一尾目が。

d0000101_23261588.jpg


この規模の川なのに、顔が小さく体高がある見事なヤマメ。
ルアーのピックアップ寸前に食ってきたからあっという間のランディング(笑)
とにかく一尾目が釣れて一安心。しかもこんな良い魚とは。

その後も釣り上がって行くが、魚は出てこなかった。水位が少し高いということだったけれど、
もうちょっとアプローチを変えて攻めれば魚は出てきたかもしれない。あとになって思うと、もう少し考えて釣れば良かったな。
せっかく案内して頂き、先行させて頂いたのに申し訳ないです。

一通り詰められるところまで遡行して、退渓。面白い川だった!

d0000101_23332628.jpg


川を変え、幅が広い流域へ。しかし雨の影響か、水位が高く濁りも入っている。
本命の場所まで釣り上がろうとしたけれど、水の押しが強く進めなくなったのでやむなく断念。
この濁りと水位では難しそうなので、ここで朝の釣りは終了となった。

僕からの直前の連絡にもかかわらず、今回、てぃも山さんには時間を調整して頂いて一緒に釣りをさせて頂いた。
短時間ではあったけれど、一緒に釣りができた数時間は貴重で、内容の濃い時間だった。
それにしても、地元の川ということもあるかもしれないけれど、てぃも山さんは川や魚のことをよく観察されていて、良く知っている。
この水位とこの水色だったらどこが良い、など自分の経験の蓄積が釣果に結びついているのだろう。
ホームグラウンドのことを誰よりも良く知る、という姿勢を僕も学ばなければ。

てぃも山さん、今回は本当にありがとうございました!


てぃも山さんと別れた後は別の支流を少し見に行ったけれど、やはり濁りがきつそうだったので、伊豆へ移動。
10月でも釣りができる沿岸河川に向かう。

休憩しながら行ったので着いたのは昼過ぎ。いつも入渓する場所に車を停めて歩いて下流まで下り、川へ入る。
ここもいつもよりも水位は高いけれど、釣れそうな水色だ。

d0000101_23562660.jpg


いつもは数もあまり釣れない川なのだが、今日はアマゴの活性も高いようだ。意外に釣れる。

d0000101_2357493.jpg


ここのアマゴは狩野川水系の支流で見られるアマゴとちょっと違っていて、パーマークは丸くはない。
一方で特徴的なのは、朱点が朱色というよりも赤。それに尾鰭のエッジの赤も鮮やか。
こういう色のアマゴが放流されているのか、はたまた在来種の色なのか分からないけれど、とにかく綺麗な色だ。

d0000101_0163443.jpg


d0000101_0172693.jpg


魚の追いが良いせいもあって、顔つきの良い雄のアマゴも飛び出してきた。
これまでこの川で釣った中ではベストフィッシュ。
温暖な気候な上に河口から2キロも離れていない場所なので秋の色は入っていない。
けれど満足な一尾。朝の川といい、今日は良い釣りだったな。

釣りを終え、伊東へ急ぐ。
というのも、てぃも山さんを通じて以前狩野川でお会いしたイラストレーターの魚絵師さんからご連絡を頂き、アトリエへお邪魔させて頂く約束があったのだ。
夕方の遅い時間になってしまったけれど、伊東の魚絵師さんのアトリエに到着し、6年ぶりの再会。
以前一緒に釣りをしたことをしっかり憶えてくださっており、また貴重な原画も拝見させて頂いた。

釣り人でもある魚絵師さんの描く魚はリアルで精密なのはもちろん、釣り人が一番格好良いと思う魚の姿が表現されている。
塗られている色も写真を見ただけでは分からない、釣り上げられた生きた魚をご自分の目で見ているからこそ出せる色。素晴らしいとしか言いようがない。
作品の製作の話、アラスカの釣りの話など貴重なお話を色々聞け、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
ところで今回、魚絵師さんを訪問させて頂いたのはこれをお渡しするため。

d0000101_0472496.jpg


魚絵師さんの作品を見てしまうと、自分の未熟な作品をお渡しするのが恥ずかしい限りだが、今回は魚絵師さんに再会できて本当に良かった。
自分の作るミノーも魚絵師さんが描くような魚の姿と色が表現できるように努力しなければ。

10月最初の週末は、朝から夕方まで充実した一日だった。


TACKLE
Rod:エキスパートカスタムボロンEXC510UL
Reel:カーディナル3(パワーズファクトリーチューン)
Line:スーパートラウトアドバンスサイトエディション4lbs
Lure:試作YM-1 50S 、50HS

by pioneerfield | 2016-10-01 23:02 | travel sketch | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : https://streamtrav.exblog.jp/tb/23531852
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by truite dundee at 2016-10-05 05:27 x
beautiful fish and very good lures
Commented by pioneerfield at 2016-10-05 13:09
Thank you for your comment.
They are so beautiful. Red fins seemed to be shining.
Commented by kou&maki at 2016-10-05 22:46 x
このアマゴは綺麗さが凝縮されていますね(#^.^#)
体高、鼻が曲がり掛け、尾鰭の赤、尻鰭の白、どれをとっても一級ですね(*^^)v
やっぱりコラボはいいですよね~(*^_^*)
何より自分とは違う釣り方を発見できますからね(#^.^#)
Commented by pioneerfield at 2016-10-06 07:40
kouさん、おはようございます!

朝のヤマメも赤いアマゴもどれも良い魚ばかりで一日楽しみました。
このアマゴの川はおそらくは成魚放流はおろか放流自体もされているかどうか分からない川なので
稚魚から育ったような魚体でした。

今年はkouさんをはじめ、コラボ釣行の機会に恵まれていますが、
自分の釣りを見つめ直す良い機会になります。
Commented by てぃも山 at 2016-10-06 08:26 x
こんにちは!!

先日は不慣れなガイドに同行いただきありがとう御座いました。
釣果がすべてではないのですが、あの川らしい1尾を見ていただくことができて正直に嬉しかったです。
今度はもう少し釣りやすいコンディションの時に御一緒させてください。

今回の同行は本当に楽しく、待望の初対面が素晴らしい出会いになりました。ありがとう御座いました。
釣りを拝見させていただき、思いや姿勢がビシビシ伝わりました!!

午後の沿岸河川も魚絵師さんのアトリエも楽しまれたようで良い1日になり本当に良かったです。

また、必ず御一緒させてください。
Commented by pioneerfield at 2016-10-07 00:37
てぃも山さん、こんばんは!

先日はありがとうございました!
僕の方も、てぃも山さんの釣りだけではなく川歩きそのものを楽しまれている姿勢がひしひしと伝わってきましたよ〜
あの日は本当に濃い1日で、いつまでも記憶に残りそうな出来事ばかりでした。
魚絵師さんのアトリエにお邪魔できたきっかけを作ってくださったのもてぃも山さんのおかげです。

次は是非天気の良い日に一日釣りをご一緒したいですね!
今後とも宜しくお願いします。


<< AAM      9月最後の週末 >>