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2006年 10月 14日

ST area 東山道場その2

ST area 東山道場その2_d0000101_23121040.jpg東山湖にトラウトが入ったらしい。ホームページで確認した上に、吉祥寺某プロショップのW師に電話してみたところ、先発隊として是非行ってきてくれとのことだったので、早速出向いてみた。

さて、東山湖といえば、今年の1月に、PEラインを用いた真冬のスプーニング道場が開催されたのだが、今回もPEラインセッティングのスプーニングを中心に、放流されたての活性の高いトラウトを攻略してみることにした。

開場より少し遅れて5時半ごろに到着したが、既に多くの人が釣りを開始している。みんなこの東山湖のトラウトがスタートするのを心待ちにしていたのだろう。とりあえず、前回の冬に入ったインプレッサには誰もいないので、足早に釣り座に着いてスタート。まずはNOA1.8gで探りを入れる。

が、例年なら表層でバイトしてくるのが、今年は違うらしい。ライズも見られないし、水温が高いらしいので、さっさと中層狙いに切り替える。カウントダウンの秒数とリトリーブスピードを色々と試しながら探っていくと、ようやく見えてきた。この時間帯はボトムよりも少し上の層がバイトレンジらしい。NOA、アルフレッドのカラーを変えながら攻めていくと、1キャスト1バイト状態になった。ようやく東山らしい釣りができそうだ。

ところで、今回もPEラインを使っているわけだが、新しく導入したロッドの説明書に「本アタリをリーリングのみでアワせるいわゆる”巻きアワセ”をマスターする事が使いこなす上での必須条件となります。」などと書かれていたので、ひたすら巻きアワセを実行していた。まあテーパーがスローなので普通のフッキングよりも巻きアワセの方がレスポンスが良いわけだし、これについては問題はない。ただし、伸びのないPEだけにドラグテンションには要注意だ。こればっかりは魚を掛けながら徐々に設定していくしかないのだが。

ST area 東山道場その2_d0000101_2312315.jpg午前中はボトムよりも少し上の中層でヒットしていたが、日が昇るにつれてパッタリとバイトが消えうせた。こまめに場所を移動しながら、再びレンジとリトリーブスピードに試行錯誤する。で、最終的にはボトムすれすれでバイトが多発することが分かった。スピードは真冬ほどではないができるだけスローにした方が良い。そこで、水噛みの良いカーディフエリアスプーン2.5グラムにチェンジすると、ようやく1キャスト1バイトのパターンに辿り着いた。今回の昼間はこれが正解の一つだったらしく、夕方までこのパターンで続いた。夕マズメはライズが出て表層の釣りになるかと思いきや、昼間の続きでボトムの方が反応が良かった。

さて、今回でPEを使ったスプーニングも二回目だが、分かってきた点を以下にまとめてみた。

①ナイロンよりもバイトがダイレクトに伝わる。これが最大のメリット。
②慣れればむしろナイロンよりもライントラブルが少ない。
③強力。リーダーにハリスを使えば切られる心配があまりない。
④伸びがないのでファイト中にバラシやすい気がする。
⑤ドラグテンションをシビアに設定しなければいけないと思う。
⑥フッキングのレスポンスが異様に良い。
⑦バットが硬いロッドで細軸のフックを使っていると伸びるので太軸にする必要がある。

こんな感じだが、まあ今回は久しぶりにポンドタイプの釣り場でスプーニングをやってみて、この釣りの奥の深さと面白さを再認識したというところだろうか。


ST area 東山道場その2_d0000101_23125324.jpgTackle
(スプーン用)
Rod:チューンドバックウォーターボロンBWS-68T
Reel:イグジスト2004
Line:アヴァニエギングmilky0.6号+銀鱗1号
Lure:NOA1.8g, アルフレッド2.7g, カーディフエリアスプーン2.5g他

(ミノー用)
Rod:トラディションTR55ULS(STtune)
Reel:カーディナル3
Line:カスケット・トラウトプラッギン4lbs
Lure:ソリッドテール50

by pioneerfield | 2006-10-14 23:03 | travel sketch


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